表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/247

~ A L O ~

この日を境に 私は家族から ALO と呼ばれるようになった …


私自身は 何ら変わりなく …


家族と共に働き よく笑い よく泣き 日々の暮らしに感謝して生きる …


私達にとっては それが普通の事だ …


トウモロコシ は 日々 成長していた …

やはり ホワイト・レディ や ホワイト・ウルフ に出会った 森での神秘では無く…


実りゆく物としての 時を必要とした…


時々 誰が流してくれるのか 森から流れ出る 清らかな水に乗り 麻袋に入った 豆や カボチャ 桃の種 等が流れ着いた…


テイピー の周りには 桃の木の種を植え 甘い実がなるのを 皆 心待ちにしていた …


穏やかに 時が過ぎて行く …


私は 幸福の鷹の羽を 御守りとして 首から下げ胸元に飾った …


これが ちょっとした流れとなったようで… 男達 は様々な物で胸元を飾るようになった …


羽 が 一番人気であったのだが …

森の兄弟達の亡骸から得た骨を各々が好きな象に削った物も 美しい姿となり胸元を飾った …


女達も考えたものだ …

浜辺に打ち寄せた貝殻を使い 同じように首からさげたり 髪に飾ったり …

陽の光にキラキラと輝き 女達をより輝かせた …



私達は こうして日々の暮らしの中に 喜びを見つけていた …





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
物語
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ