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~ 神秘の森 ~

「これから 3年と2ヶ月の後 … 貴方達は使命の為 この地を旅立たなければなりません … その事を忘れずに 日々の生活を送りなさい … 」


私は彼女に聞いた


「私達は何故 この地に留まれないのです? 使命とは何なのです ? また … 災いが訪れると言うのですか ?」


彼女は左右に首を動かした それからホワイト・ウルフに目配せをした


ホワイト・ウルフは ゆっくりと立ち上がり 洞窟の中へ入ると 麻袋をくわえ私のもとへと近付き 私の足元に麻袋を置いた …


彼女は再び告げた


「災いではなく … 神より使者が訪れるのです その者が貴方達の使命を告げるでしょう … その時迄 この地で待ちなさい …その袋にはトウモロコシの種が入っています … この子が この地の土を起こします… 4本だけ植えて数分待ちなさい … 直ぐに実がなるでしょう … 暫くの飢えはしのげる筈です…その他は持ち帰り皆 で植えなさい … この森の実りも 貴方達に分け与えましょう … 必要な物を必要な数だけ持ち帰りなさい … 」


彼女が話終えると ホワイト・ウルフ が 花の咲く大地を前足 と 後ろ足とで掘り返し トウモロコシ4本分の畑を作った …


私は彼女に言われた通り 麻袋からトウモロコシの種を4つだけ出した …



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