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~QALETAQA と 私 ~

QALETAQA は 私に何度も 「痛むところは無いか?」「少し 休むか?」と 気遣い 声を掛けた …


「平気だ QALETAQA … 私は 病人では無いぞ!」


私は そう言い 笑った … QALETAQA は少し安心したように 頷き微笑んだ …


住まいを出ると 女達や末娘達が「ALO おはよう!」と微笑み 声を掛けてくれたが… 皆 少しだけ 元気が無いように想えた…特に 末娘達は …


家族達は 集落を守る 留守番の男を三人残し… 男達と女達の半数が 実の大地へと向かっていた …


QALETAQA は ゆっくりと 赤岩の山の方角へと進んで行った …


私も QALETAQAの 足取りに合わせ … 共に並び歩いた …


軈て 赤岩の山の麓に近付くと 大きな赤岩が ゴロゴロと麓に転がっていた…


QALETAQA は 私の顔は視ずに…


「ALO が 赤岩の山へ行くと 言い … 住まいを出た 翌日の夜中 … 此の山から 岩が崩れ落ちたんじゃ … 」


QALETAQA は 俯き 話しを続けた…


「その日の朝に … 朝にな … KiVa と コクヤングティ が 赤岩の山に登ってみたいと突然 言い出して … ALO が先にいるから大丈夫!だと 言い … ワシらが 止めるのも聴かず … 笑顔で 大きく手を振り … 此処へ向かってしまったんじゃ … ワシらも …こんな事になるとは 思いもせずに …仕方の無い者達じゃ と 笑っておったんじゃ …夜中に ガラガラ!と大きな音が響き渡り…直ぐに向かうと言った男達を ワシは止めた… 陽が出てからだ…と … 陽が昇り ワシらは 此処に来た … 赤岩を押し退け ALO と KiVa と コクヤングティを探したんじゃ … 併し … 二人の姿は 見あたらず… 助け出せなかった … スマン …」


QALETAQA は ボロボロ と涙を大地に落とした …


私は 何と言うべきか 困ってしまい … 直ぐに 言葉には 出来なかった …





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