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~ 小鳥の運びしもの ~

様々な想いが駆け抜け…


幾つもの夢を視たのだと想う…


併し … その夢は … 何れも此も 私の納得の行くものでは無かった …


朝が訪れたのか …

穏やかな光と 窓辺に集う 小鳥達の囀りに瞼を開いた …


小鳥は 片脚に何かを括り付け その脚を私に差し出した … 外せと言わんばかりに…


小鳥の その姿は とても愛らしく … 私は微笑み 小鳥の脚に括り付けられた 何かを外した …


愛らしい 小鳥は 礼でもするかの様に クルクルと空中に輪を描き 飛び去った …


括り付けられた何かは 折りたたまれており … 私は それを 丁寧に拡げてみた…


それは 二つ重なっていて 其処には 絵と文字が描かれていた…


ALO … 俺とコクヤングティは 赤岩の山の崖崩れで 死んだと告げられるんだ … 多分…QALETAQAに … だけど 俺達は 生きてるよ 心配ない … 皆 と暮らす楽しい時間は 俺達に使命を 忘れさせる程だったんだ… ごめんよ ALO … 俺は どうしても ALO …貴方に逢いたかったんだ … ALO … 俺は …シリウスと同じような 青い星 サクアソフー から来たんだ … 不毛の大地からは視えないけど … だから 良く似た 青い星を教えたんだ … ALO…俺の使命を告げるよ …


最後の予言が現実となる時 …


青い星のカチーナが 大地に現れ … 真夜中の広場で涙を流し 踊り狂う … 青き星のカチーナが バッファローの仮面を外した その時 … 清めの刻が始まる …


此が 俺の使命だよ…ALO なら 気づいていると想うけど … 俺は再び 此の大地に訪れる日が 来なきゃいいって … そう 想ってる!! 人間達に 清めが起きなきゃいいって本当に 心の底から そう 想ってる!!


ALO … ありがとう …


ありがとう … 俺の大切な家族 …


QALETAQA 父さん …一人前の戦士になれなくて ゴメン …


さようなら … 蒼く輝く 美しい星 地球 …


俺は ! 皆が大好きだ ー!!


四色のトウモロコシが 丸い輪の中に収まり 手を繋いでいる …


青い星のカチーナが …

涙の痕を幾つも残し… 願いを込めて描いてくれた 優しい絵だった …


「 KiVa … 」



私は 窓辺から視える 空を視上げた … 涙が零れ落ちるのを 堪えながら …


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