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~光に包まれて~

彼女の その 強さのお陰で 正気を取り戻せた 私は … 彼女の開いた瞼を閉じ …


己の心を落ち着かせ… 深く 深く 祈りを捧げた …


母よ … 偉大なる 母よ …

何時か 勝次に出逢えたならば 必ず伝えよう 母の言葉を … だから 何も心配はない… 安らかなれ 強く偉大なる 母の魂 …


私は 灰色の空を視上げながら 想いを巡らせた …


何故 … 慎ましく 生きる事を好まぬのか…

何故 … 解り合い手を繋ぐ努力をしないのか…

何故 …他よりも優れていなければ ならないのか …

何故 …此の星に生きる 全ての命を 己と同じと感じ愛さないのか …

何故 … 奪い続けなければならないのか…


その先に … 何があるのか …


未来の人間達は 心の底から 神を望んでいるのか … 神 無き世界で 己を神としたいのか…


正しさが 捩曲げられた世では …

人間の心は荒み … きっと … 皆 辛く 悲しく … 憤りを感じ 心も躰も 病んでいくだろう …


正しさを 求めれば 求めるだけ … 傷つき

優しければ 優しい程 … 悩むだろう

それでは 生きる事すら 辛い事となる …


私は そんな 世界は 決して望まぬ!!


私の 心が再び 熱を持った … 熱く… 熱く…只々 … 熱く …




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