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~告げられし事~
カチーナは続けた …
「Pahana … ソナタの魂が以前 未来に迷い込んだ事を 覚えているか … 未来とは 先の世の事 … ソナタは 灰色の世界と呼んだ…灰色の世界に至る迄 … 人間達は 今とは異なり 強欲となり 己の事しか考えず… 神を… 此の星の事すら 忘れてしまうのだ … 人間達の考えのみが 最も正しいとな … 生き物であり 生かされている その心を忘れた人間達は 自然界の 決まり事を破り 破滅の道へと突き進む … ソナタ達の暮らす 此の 不毛の大地が 此の星の臍である事は以前も話したが … 此の星にとって 最後の鍵を握る 大地でもあるのだ … KiVa そして コクヤングティ… 」
カチーナは 二人を呼んだ …
KiVa と コクヤングティは カチーナの元に近付いた カチーナは コクヤングティに手を差し出し コクヤングティはカチーナの手に 胸に抱えている 何かを差し出した …
胸に抱える何かで 何時も隠れていた コクヤングティの 胸元に 首から下げられた蜘蛛の飾りが ユラユラと揺れた …




