第七話 さあ、友よ。戦おう
お待たせしました!第七話です
ーーー…
「アースドラゴン。一緒に戦ってくれるかな?私達だけじゃ厳しくて」
(ああ、わかった。友の頼みなら仕方ない)
二人にも聞こえたのだろう。
驚いた顔をしてる。
まあ、そりゃそうか。
「おいリタ。アースドラゴンって」
「話せるよ。心で、だけどね」
「なんだよその、え?知ってるけど。みたいな顔は」
「驚いた。まさかついにリタがドラゴンと会話するようになるなんて」
あれエレイさん、なんとなくバカにされてるのは気のせいかな?
「ていうか召喚なんていつできるようになったのよ。知らなかったわ」
「ああ、それはかくかくしかじかで」
「いや、わかんねえよ」
「まあ、いろいろあったのさ」
「そこを知りたいんだが」
カルマよ、そんなツッコミばっかりするとは。
まさかこんな時に漫才でもしたいのか。
「いや、違うから」
「あれ?違うの」
さて、そろそろ真面目にやるか。
てか深海龍いい奴だな。
ずっと待っててくれてるよ。
「ま、いいや。先手必勝だあ!」
リタは杖を構え詠唱を始める。
「全てのものを飲み込む業火よ、今我の願いを聴き、辺りを包み込め!ファーティス!」
深海龍に向かって巨大な火の玉が放たれる。
あ、これゲームで使った魔法に似てるわ。
凄まじい熱気にすこし怯む。
いや、まさかこんな暑いとは思わないし。
ここ一応海の底だよ?
アースドラゴンが怯む深海龍の隙をついて攻撃をする。
その攻撃が効いたのだろう。
深海龍は倒れた。
アースドラゴン強っ。
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