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変人たちと僕  作者: 魂魂
9/30

第八話 お泊りと三人娘の連携

更新遅れちゃって申し訳ありません。一応受験生なので、テストとかありまして…(汗)

では第八話、どーぞ!!

みなさん、こんにちわ


幼なじみ(♀)が家に泊まることになりました


それはいいんですが…また厄介なことが……


とりあえず第八話、いってみましょーか……










「ただいま~」


「お、お邪魔します…」


一時間後、僕はミツキを連れて家まで帰っていた


ミツキの荷物がそれなりに重かったせいで、ちょっと疲れたな……


「のど乾いたな…麦茶飲む?」


「う、うん…じゃ、じゃあ貰おうかな」


僕の問い掛けにやけにテンパりながらミツキは答えた。

実はさっき帰るときからなんか変になったんだよなぁ……


「さっきからどうした?具合でも悪いのか?」


「い、いや大丈夫だよ」


「あんまり我慢とかせず、具合悪いときは悪いってちゃんと言えよ?小学生の頃じゃあるまいし……」


「小学生の頃って…」


「覚えてないか?あの初めて他道場の子供と試合したとき」


コイツ熱が40度近くあったのにみんなに隠して出やがったからな……


「も、もちろん覚えてるよ。あのときはキミに初めて怒られたときだよね?」


「あんな無茶したら怒るのも当然だろ?」


「そうだね…ホント、心配かけて済まなかった」


「いいよ、今更…ホイ、麦茶」


「ああ、ありがとう」


そういいながらコップに入れた麦茶をミツキに渡す


(ゴクゴク)


(ゴクゴク)


「ぷはぁ~」


「ぷはぁ~」


そして一気に飲み干す!

やっぱり麦茶サイコー!!


「ところでお母様はどこへいらっしゃるんだい?」


ん?そういえば見当たらないな……


「買い物にでも出てるんじゃないかな?じきに帰ってくるよ。じゃ、テキトーに座ってゆっくりしてくれ」


「ああ、そうさせてもらうよ」


「ヒマだし、ゲームでもやるか?お前格ゲーとか好きだったよな?」


「そうだね……久しぶりにやろうか」


「じゃ、取ってくるから少し待っててくれ」










「え~っと…どこにやったかなぁ……」


ゲームなんか久しぶりだからな~…どこ置いたっけ?


「僕の部屋…だったかなぁ……」


ゲームを探しながら僕が自分の部屋のドアを開ける


(ガチャリ)


「ハァハァハァ…キスケくん…ハァハァハァ…」


「………」


(パタン)


なんか…なんかいた……!!

いやいやいや落ち着け、僕……

……もう一度見てみようか


(ガチャリ)


「ハァハァハァ…わ、私だけの、キスケくん……ハァハァハァ…」


(パタン)


……僕のベットの上でヤンデレ少女が発情してた。


………さて、どうしよう。

ゲームを取りに入れば気付かれて気まずくなるし………いや、あの娘ならならないかな?

とにかく…どうしましょうか(汗)



『あ、アンタ誰だ!?』


『き、君こそ勝手に入って来て誰なんだい!?』

下でなにやら怒鳴り声が…


(ドタドタドタ)


(ドタドタドタ)


二つの足音が階段を上がる音。

…嫌な予感しかしない。帰りたい。僕ん家、ここだけど……


「キスケぇ!コイツ誰だ!?」


「もしかして君はこのヤンキーとお知り合いかい?友達は選んだ方がいいよ」


「それどういうことだコラ!!」


「なんだい?何か文句があるのかい?」


目の前でケンカを始めるボクっミツキとヤンキーサヤ……


「アナタ達、私の至福の時間を邪魔しないでよ…」


いつの間にか部屋から出てたヤンデレ(アヤコ)…


「な……何でアンタがキスケの部屋から出て来るんだよ!?」

「それについては同感だ。なんでだい?」


「私は身も心もキスケ君のモノだから……(ポッ)」


「…キスケ、何した?(カチャ)」


「…とりあえず少し痛い目みてもらおうかな(パキパキ)」


「えっ?何で二人とも僕に殺気を向けてんだ!?」


二人の方を見ると、サヤは三段ロッドを装備し、ミツキは指をパキパキ鳴らしている。


「私もちょっと聞きたいなぁ~……私以外の女の子を家に連れ込んで、何をしてるの?(スッ)」


対して部屋の中のアヤコは革のムチを手に持って構えている。


三人の背後に阿修羅が見える。


「え~っと……まずは落ち着こう?なっ?」


「まぁお互い言いたいこともあるだろうけど、やるべきことは一緒のようだな」


「やることだけやって、それから話し合う方が良さそうだね?」


「ふふふふふ…出会って間もないのに、私たち意外と気が合うのかしらね」


「いや、だから落ち着い…」


「「「覚悟!!」」」


協力した三人は、あの時のヤクザ(第二話)より、強かった………










「う~ん…」


「お?目が覚めたか?(カチャカチャ)」


「全く…いつまで寝ているんだい?もう外は真っ暗だよ(カチャカチャ)」


「起きてくれないから、ずっとヒマだったんだよ?(カチャカチャ)」


「ああ、悪かったな。でも何で僕は寝てたんだっけ?」


「さぁ?なんでだろうね(カチャカチャ)」


「………(カチャカチャ)」


「………(カチャカチャ)」


カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ


「…何やってんだ?」


「「「PCゲーム」」」


「……そうか」


気がつくと、僕はリビングのソファで寝かされていて、起きて部屋を見回すと三人がそれぞれノートパソコンをカチャカチャやっていた。


「…お前らがそんなに夢中になるって、どんなゲームだ?」


「やってみるかい?やるならパソコンを貸してくれ。オンラインだから、少し手続きがいるからね」


「お前もやれよキスケ。かなりハマるぞ、コレ。(カチャカチャ)」


「一緒にやろう、キスケくん?(カチャカチャカチャカチャ)」


「そうだな。ちょっと興味あるし、やってみるかな。じゃあミツキ、パソコン持ってくるから手続き頼むよ」


「OKだよ」




このゲームがなかなか面白く、結構これからの話に深く関わってくるのだが………まぁその内容については次回からということで。










「そういえばもう夜だけど……ミツキはともかく、サヤとアヤコは帰らなくて家の人とか心配しないのか?」


「……ミツキって子を泊めて私は泊めてくれないの?」


「と、いうわけで私達も今日泊まるから。明日は日曜だし、もう家にも連絡して許可取ったから。」


「………僕は許可してないんだけど」


「「お母様から許可貰った」」


「ああ、そう……………………………ハァ」


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