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変人たちと僕  作者: 魂魂
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第五話 理不尽な出来事と三角関係(?)

こんにちわ、みなさん


この世の中、理不尽なことってたくさんありますよね?

例えば、、、会社員なら、大したミスでもないのに上司に怒鳴られる、とか、、、学生なら、宿題忘れたら倍になった、とか、、、


今日はそんな理不尽なことについてのお話です、、、、、



(この話はフィクションです、、、、現実に発生する現象とはかなり掛け離れていますが、気にせず読んでください、、、気にしたら負けです)










黒い、、黒いよ、、、、、僕の目の前には黒いオーラがあふれているよ、、、、、


「よくわかんないけど、、、コイツ倒した後にアンタ殺せば言い訳ね、、?」


「、、ちょっと待っててね?ワタシが今後他の女の子なんか見えなくなるように再教育してあげるから、、、、、」


おかしい、、、

どちらが勝っても僕が明日の太陽を無事に拝めない気がしてきた、、、



「私は伊吹小夜、、、楽しくりましょう?」


「篠原彩子、、、とりあえず良いお薬、後であげるわね、、、?」



マズイ、このままだと、、、、、マズイ!!


「ま、まぁ二人とも落ち着いて、、、」


「「少し黙ってろ(てて)」」


「、、、ハイ」


僕は無力です、、、


「とりあえず篠原さん、、、手加減なんか出来ないから覚悟しなさい?」


「安心して、、、?彼はワタシが今後世話するから、、、」


ヒトを捨て猫みたいに言うな





伊吹はどこからか三段ロッドを取り出し、篠原はさっきと同じようなボールを両手に数個ずつ持っている



(ヒューーー、、、)


西部劇で吹きそうな風が都合よく吹く、、、、、



「しゃあ!!」


「えい!!」


伊吹が篠原に向かって駆け出し、同時に篠原がボールを投げる


伊吹は投げられたボールを三段ロッドで弾きながら突き進む


弾かれたボールがたまたま通り掛かった校長の頭に当たる


校長の頭のてっぺんの髪が溶ける


校長がザビエルになる


校長慌ててどこかへ行く



「こ、校長が!」


可哀相過ぎる、、、明日からのあだ名は“ザビエル”だな、、、


「そんなの無駄だよ!!」


「くっ、、、こうなったら、、、、、」



校長の悲劇など気にもせず、二人の闘いは白熱する一方、、、


「コレで、、、どうですっ!?」


そう言って篠原はバレーボールを打ち出すマシーン(名前なんだっけ?)に薬品を入れたボールをセットした


「なっ、、、」


「高速射出されるバレーボールはいくらアナタでも打ち返せないでしょ、、?、、、、、、、、、、死になさい」


(シュンシュンシュンシュンシュン)

高速連射される篠原のデス・ボール、、、


「チッ!!」


横に転がりながら避ける伊吹、、


「逃がさないわよ、、、、アナタを殺してワタシは彼と幸せな家庭を築くの、、、、、、、、、だから死ねぇぇぇぇーーー!!」


篠原は狂ったように周囲にボールを射出する、、、いや、もともと狂ってるかもしれないけど、、、、


もう狙いもクソもない


伊吹はさっきと同様に転がりながら避ける


僕も必死に走り回って避ける


再び出てきた校長の服に何発もボール当たって服が溶ける



あ、真っ裸のザビエルだ、、、、、



「キャーー!!へ、変態!変態が廊下にいます!!」


「ち、違うんだ!私だ、校長だ!コレにはワケが、、、、」


今年赴任したばかりの新人女子教師が悲鳴をあげ、校長はその女子教師に弁解しようとしている、、、


「あ、あの生徒が変なボールを、、、きっ、君達!何をする!!それは対不審者用のモノで私は校ちょ、、、ああああああああああああああああああああああ」


数人の男子教師が現れ、真っ裸の校長を取り押さえてスタンガンを押し当てる



、、哀れ、校長、、、、


「、、って先生!こっちを止めて!!」


「変態の処理の方が先だ、しばらく待っていろ」


「待てませんよ!このままじゃ第二、第三の裸のザビエルが誕生します!!」


「ここはまかせたぞ」


「話をきけぇーー!!」


あの人たち、ホントに教師か!?アレが人に物教えて良いのか!?


「幸せな家庭のために、、、、、早く死になさい!!」


「アンタなんかに渡すか!!」



どうしよう、コレ、、、、、



「てかお前ら!僕の気持ちは無視なの!?」


「「えっ?」」


僕が一言そう言うと簡単に二人は動きを止めた、、、チャンスだ!このまま終わらせよう!!


「僕だって女の子の好みとかあるわけだし、急にそんなこと言われてもこま「「女の子の好み?」」、、、、、そうだけど、、なに?」


アレ?再び殺気立ってる、、、?


「アンタの好みのタイプって、どんなのなんだよ!?教えろ!!」


「アナタはワタシしか見ちゃダメなの、、、ねぇ?アナタをたぶらかしそうな女の子ってどんな子?」


なぜだろう、、、さっきまで闘っていたもの同士が同じモノを対象にしている、、、、


「教えろ、、!じゃないと折るぞ?」


「教えてくれないと、、、アナタに酷いことしないといけないの、、、だから、、、、、教えて!!」


「、、、、、、、、、、、さらばっ」


(僕猛ダッシュ)


「「待ちなさいっ!!」」


彼女たちが追い掛けて来る、、、

これからどうなるのか、、、無事逃げ切れるのか?捕まって酷い目にあうのか?


そんなことはわからないが、一つだけわかることがある、、、、、、、、、、










(キーンコーンカーンコーン)


今日は昼ご飯抜きだな


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