表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
変人たちと僕  作者: 魂魂
4/30

第四話 猟奇的少女とお薬は用法・用量を守って正しくお使い下さい

こんにちわ、みなさん


才原喜助です、、、


早速ですが、お願いがあります、、、、、










助けて、、マジで、、、、



「ねぇ?なんで逃げるの?一緒にご飯食べようよ?私のお弁当分けてあげるからさ?コンビニのパンなんか食べてたら体壊しちゃうよ?ねぇ?一緒に食べよ?逃げないでよ、お願いだから、、、一緒に食べようよ、、?」



現状報告します、、、

只今私、とっても猟奇的で目の座った少女(いわゆる、ヤンデレ)に追い掛けられております、、、


何故こうなったか、ご説明いたしましょう、、、、






5分前のこと、、、


昼休みになって、伊吹とクラスメイトの刺すような視線から逃れてきた僕は一人屋上に来ていました、、、入学したばかりで友達いないんだよ!寂しいヤツとか言うな!、、、まぁそれは置いといて、、、


屋上にて


「シクシクシク」


「、、、、どうした?大丈夫か?」


コレが間違いでした



「、、心配してくれるの?」


「心配するも何も、普通女の子が泣いてたら声くらい「私のこと心配してくれるの、もうアナタしかいない、、アナタがいないともう私一人ぼっち、、、アナタがいないとダメなのアナタがいないと嫌なのアナタがいないと死にたくなるの、、、、ねぇ?ご飯、一緒に食べよ?」、、、、、、」


(僕全力ダッシュ)



「、、、なんで逃げるの?待ってよ、、、!?」










と、いうワケです


え?ワケがわからないって?

僕だってワケわかりません、、、!!


「ハァ、ハァ、ハァ、、、、」


「待ってよ、逃げないでよ、待ってよ、、、」


てかコイツ異常に足速いんですけど!!


「さ、さっき初めて会ったのに、何で僕とメシなんか食べたいんだ!?てかさっき泣いてたのはどこに行った!?」


「それはもうアナタしか私を愛してくれないから、、、失恋して泣いてた私を気遣ってくれたアナタしかもういないの、、、今思えばなんであんな男好きになったのかしら?アナタ以上に魅力のある人なんていないのに、、、」


「僕はお前を愛する、なんて一言も言ってない!!」


「そんなにツンツンしないで、そろそろデレてよ、、、ご飯一緒に食べよ?時間なくなっちゃうよ?」


「僕はツンデレじゃない!!」


「ねぇ、お話ししよ?アナタのこともっと知りたいの、、、大丈夫、私はどんなアナタも全部受け入れるから、、怖がらないで、私はアナタを愛しているわ、、何も気にしなくて大丈夫よ、、、」


「ダメだ!もはや話が通じてない!」



ヤバい、コイツに捕まったらヤバい、、、

僕の第六感がずっと警報を鳴らしている



「ふふふ、、、、そんなに焦らして、私を困らせようとしてるのね、、?それならこっちにも考えがあるわよ、、、?」


そういって少女はポケットから何かを取り出した、、、


「私特製、眠り玉♪」


なんかヤバいの取り出した、、!!


「コレはね、私が薬局で売ってる眠り薬を更に改良して作ったモノが詰まってるボールだよ、、、、ね?私すごいでしょ?」


「お薬は用法・用量を守って正しくお使い下さい!!」


冗談じゃない!あんなの喰らって眠ったらヤバい!

理屈はないけど、、、ヤバい気がする!!


「えい!」


「マズイ!、、、グッ、、、、、、」


地面についたボールから煙が立ち上がるが、僕はそれを吸わないように鼻と口を塞ぐ、、、


「ん?何だこの煙、、、か、体が痺れ、る、、、(ガクッ)」


煙を吸った上級生っぽい人が倒れてビクビク痙攣しはじめた、、、


、、、眠り薬?


「お前コレ眠り薬じゃないだろ!?」


「大丈夫よ、死にはしないわ、、、だってアナタに死ぬような薬使うワケないじゃない、、!」


「ちょっと待て、その言い方だと死ぬような薬を持っているように聞こえるんですけど、、、」


「アナタには使わないから安心して?ね♪」


「そういう問題じゃない!」


「私、色んなお薬持ってるのよ?アナタが私をもっと好きになるようなモノも、、、」


「それ媚薬だろ!?」


「そこらのモノとは比べものにならないくらい強力なの♪それを使って、もっとお互いを深く知りましょ?」


「誰か、この子を止めてー!!」


ちょ、ホントに誰でもいいから助けて、、、


「あ、いたいた♪アンタどこに行って、、、ってそんなに焦ってどうしたの?」


伊吹!?

ちっ、見つかったか!!

てかそれどころじゃねぇ!


「頼む、ちょっと通してくれ!」


「何を焦ってるのか知らないけど、昼ご飯食う時間がなくな「ねぇ、、?その女、なぁーに?」、、、、、なんだコイツ?」


ああクソッ!

伊吹のせいで追い付かれた!!


「ねぇ、、?その女なぁーに?アナタは私だけ見てればいいのよ?他の女なんか無視してればいいの、、、アタシだけを見てればいいのよ!」


なんかキレたんですけど!!


「ねぇ才原、、?コイツ、アンタの何?」


アレ?こっちもキレてる、、?


「アナタ、邪魔よ、、、私と彼の愛を邪魔しないで、、、」


「、、、才原~?(怒)」


アレ?何がどうなってこうなったの?なんで二人ともキレてるの!?

ちょっとコレ、どうすればいいんだよ!?


え?次回へ続く?


ちょ、僕このまましばらく放置!?や、やめて!この場所に置いてかないで!!


ほら!なんか二人から黒いオーラ出てきた!!

頼むます、作者さん!後生ですから、放置はやめ、、、、、あああああああ!!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ