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5-4・美穂と軽音部~ライブの選曲~模擬店の場所無い

-放課後-


 美穂は真奈と共に、3年D組のプレハブを訪れていた。室内には何人かの生徒が残っており、その中に、一際可愛らしい少女=田村環奈が混ざっている。2年の源川紅葉&葛城麻由と並ぶ優麗高美少女トップ3の一角。活発な紅葉や、知性を備えた麻由とは違って、知名度は1ランク落ちるが、「女子力においては、紅葉&麻由を凌駕している」と評判だ。


「アイツがドラムに師匠か?」

「違いますよ。気が早いです。あの人は、依頼人ですよ」

「依頼って、推理研究会の?まだ手伝うとは決めてないんだけど・・・・」

「バンドをする目的は教えてもらったんですから、私も少しくらいは譲歩します。

 依頼を受けるかどうか、内容を聞いてから判断してもらって良いですよ」

「了解っ!そうさせてもらうよ。」


「田村先輩っ!お話しさせてもらって良いですか?」

「あっ!熊谷さんと・・・桐藤さん?」

「どもっ!」

「スミマセンが、先日の依頼の件、もう少し詳しく教えてもらえますか?」

「い、いいけど・・・桐藤さんも推理研究会なの?」

「いや、私は・・・」 

「はい、まだ見習いですけどね!」

「おいおい!」


 田村環奈が、スマホの画像を見せながら依頼内容の説明をする。発端は、環奈の父親が趣味で乗っていたバイク=ホンダ・ドリームCB750FOURを盗まれた事だった。もう戻らないと半分諦めていたのだが、たまたま環奈が文架大橋を渡っていた時に、アカの他人が乗った父親のバイクを見たのだ。搭乗者は、私立渡帝辺どていへん工業高校の制服を着ていたらしい。


「渡帝辺工業って、名前を書けば合格するって噂の、あの高校か?」

「見間違えかもしれないんだけどね」


 美穂は話を聞きながら、スマホでホンダ・ドリームCB750FOURを検索してみる。


「いや、ビンゴの可能性が高そうだな。

 ビンテージ物のバイクらしいから、そんな頻繁に走ってはいないだろう。

 だけど、これって、高校のサークルってより、警察の仕事なんじゃないのか?」

「警察には盗難届は出しました。似たバイクを見た事も言いました。

 だけど、決定的証拠が無いと動いてもらえなくて・・・

 でも、お父さんが悲しんでるのを見てられなくて・・・

 それで、推理研究会に相談してみたの」

「なるほど、警察らしいっちゃ、警察らしいか。

 それで、あたしにどうしろってんだ、熊谷?」

「桐藤さんなら、その辺のゾクに顔が利きそうだから、

 ツテを使って探って欲しいって言うか、

 渡帝辺の奴等を締め上げて取り返して欲しいって言うか・・・」

「おいおい・・・オマエ、あたしを何だと思ってるんだ?

 ゾクの友達なんていね~よ!」


 美穂は、溜息をついて、もう一度、バイクの画像を見る。ゾクのツテは無いが、渡帝辺に殴り込みを掛ける自信は有る。真奈が美穂を勧誘した理由が、何となく理解出来た。


「都合良くその辺を走っていてくれれば、

 強引に引き摺り降ろして、お仕置きすれば済むんだけどな。

 問題は、渡帝辺の奴が盗難バイクを所有してる情報を、どうやって掴むかだ」

「事を荒立てるのが前提なのね?」

「さすがは桐藤さん。頼もしすぎる」


 他の女生徒からすれば、渡帝辺と悶着を起こすなんて、とんでもなく危険な案件なんだろうけど、美穂にしてみれば大した問題ではない。3週間後に、ぶっつけ本番でドラムを叩くとか、ギター無しのバンドを披露する方が、余程、難易度が高いのだ。


「解った。

 『任せろ』とは言えないけど、(ちょっと暴力的な)調査をしてみるよ」

「ありがとう、桐藤さんっ!」 「お願いね、桐藤さん!」

「代わりと言っちゃなんだけど・・・オマエの参加と、ドラムの師匠、頼むぞ!」

「うん!ドラムの件は、これから一緒に、ちょっと軽音部に遊びに行きませんか?

 私の参加は、それなりのリクスが有りそうなので、依頼の進捗次第にします。

 でも、いつでも参加できるように、個人で練習しときますね」

「練習はしておくけど、参加は依頼の報酬になるって事か。

 妥当っちゃ妥当だな。・・・了解」


 交渉成立。美穂と真奈は、3年D組のプレハブから離れ、今度は、軽音楽部が練習をしている体育用具室に向かう。本来、軽音楽部の活動場所に与えられているのは多目的室なんだけど、今は校舎が使えないので、体育用具室(時々、体育館のステージ)で練習をしてるのだ。

 昼休みに真奈と接触して、放課後になったら3年の田村環奈に会って、終わった途端に軽音部と面会。人嫌いの美穂は少し疲れてきたが、もう一気合い入れて、気持ちにエンジンを掛ける。




-体育用具室-


 近付くにつれ、用具室内から、ギターやドラムの音が大きく聞こえるようになる。 真奈は、トントンとノックをしてから、入室許可の反応を待つまでもなく、用具室の重たい扉をガラリと開けた。


「おじゃましま~す!」

「あっ!真奈ちゃん、いらっしゃい!」


 その部活は、女子のみで構成されていた。美穂と同じクラスの女子が、ドラムの前に座っている。真奈は、去年の優麗祭のライブで助っ人をした経緯があるので、軽音部メンバーから微笑みで迎え入れられたが、直後に美穂を見て、「何事?」と真顔になる。美穂は、改めて、真奈の顔の広さと、自分が人付き合いを怠ってきた事を感じてしまう。


「・・・桐藤さん?どうしたの?」

「え~~~っと・・・オマエ、同じクラスだよな?」

「中井です」

「あぁ、そうだっけ?」

「ねぇ、さとちゃん!

 桐藤さんに、ドラムを叩かせてあげたいんだけど、少し、教えてくれない?」

「えぇっ!?」

「桐藤さんから、推理研究会の活動を手伝ってもらう事になってさ!お願いっ!」

「まぁ・・・真奈ちゃんの頼みなら良いけど・・・壊さないでね」

「ドラムって、叩いたら壊れるくらいヤワなのか?」


 中井聡なかい さとがドラムから離れて、美穂に「座ってみな」と目で合図をする。美穂は「邪魔してゴメン」と申し訳なさそうに会釈してから、ドラムの前に座ってみた。


「まず椅子の高さとか位置を調節して」

「うん」

「桐藤さん、スティックはあるの?」

「・・・無い。」

「今日は貸してあげるけど、スティックくらいは買った方が良いよ。

 手に馴染むスティックは、人によって違うからね」

「・・・了解」

「じゃあ、さっそくだけど始めようか。とりあえず、好きに叩いてみて」


 大小様々なドラムやシンバル。美穂は、どれが何の役割なのか全く解らないけど、とりあえず恐る恐る、適当に叩いてみた。


「そんなに遠慮しないで、もっと思いっ切り叩いてみて」


 最初は驚いていた聡や軽音部のメンバーだったが、皆、美穂がただ怖いだけじゃなくて、「火災現場から男子生徒を助けた勇者&羽里野山の英雄」と知っている。信頼できる真奈の紹介という印象も手伝って、親身になってアドバイスをくれる。


「手はクロスさせて、力を抜いてリラックス・・・

 そしたら、まず右足でバスドラムを1回ドン。次にトムを1回タン」

「ドラムバス?とむ??たん???」

「ドラムバスがこれで、トムがこれ!タンは叩く音!」

「は、はい!」


 美穂の方が圧倒されて、思わず普段か使い慣れない「はい」なんて返事をしてしまう。考えるのは止めにした。言われるまま、ただ叩くのみ。失敗したら、やり直す。聡のアドバイスを聞きながら夢中で叩き続けた。


「愛ちゃん、貸してもらって良い?」

「うんっ!」


 美穂が習ってるのを見て、気持ちが乗ってきた真奈が、2年E組の豊沢愛からエレキギターを借りて弾き始めた。美穂は手を止めて、真奈の方を見つめる。決して上手とは言えないが、それなりに弾けている。素人丸出しの美穂に比べれば、かなりマシだ。


「桐藤さん、疲れた?もうやめる?」

「いや、もう少し叩かせてもらって良いか?」


 美穂は、慣れない事ばかりで、だいぶ疲れていたけど、真奈を見てテンションが上がってきたので、もう少し頑張る事にした。真奈を獲得できれば、ダメなりに、ライブ成功に近付く。何が何でも、ドラムの基本マスターと、盗難バイク事件の解決をしなければならないようだ。




―文架市の西―


 私立渡帝辺工業高校の近くに立つ、所有者が不在になったバラック小屋の中に、1台のバイクが収納されていた。

 空冷の並列4気筒エンジンやフレーム形状や足回りの構造を見ると、ベース車がビンテージな物と解る。田村環奈が真奈と美穂に見せたバイク=ホンダ・ドリームCB750FOURだ。


≪・・・・帰リタイ・・・・マタ一緒ニ走リタイ・・・・≫


 車体が光を発して、普通の人間には聴こえない声でハッキリと喋って、またすぐ静かになった。



―文架大橋―


「・・・・・・・・・・・ぁれっ?」


 亜美と並んで、自転車で帰宅をしていた紅葉が、急にブレーキを掛けて辺りを見廻す。気付いた亜美は、隣で自転車を止めて、「また何か感じたのかな?」と振り向いて訊ねた。


「ぅ~ん・・・・・・声が聴こえた気がしたけど、止んじゃったよ」


 気にはなるけど、何も感じないんじゃ話にならない。紅葉は、しばらく周囲を眺めた後、再び自転車を走らせた。




-夜-


 紅葉&美穂&亜美は、LINEで「ライブで演奏したい曲」について打合せをした。とりあえず、3~4曲くらいは欲しいので、紅葉・美穂・亜美で「披露したい曲を1つずつ選ぼう!」と決める。

 紅葉は即答で、朝礼で披露した“3人組テクノポップユニットの曲”をエントリーしてきた。亜美は少し間を開けて“大阪出身の女性シンガーソングライターの曲”をエントリーしてきた。すると、紅葉が「いいね」と返信を入れる。美穂は、聞き慣れた紅葉の選曲はともかく、亜美の選曲は知らないので、YouTubeで検索してみて、「あぁ、ドラマで聞いた事ある」と納得する。


 その後、美穂は、しばらく悩んで、渋めの洋楽をエントリーする。すると、紅葉から「知らない」、亜美から「誰の曲?」と返信が来た。少々イラッと来た美穂が、「有名だから検索してみろ」とメッセージを入れようとしたら、紅葉から「調べてみたけど聞いた事なかった。ミホはオッサンか?」、「皆が知ってる曲にしろ」、「皆が盛り上がれる曲が良い」と、立て続けに追い撃ちをしてきやがった。

 まぁ、正論。いくら自分が演奏したいからって、誰も知らない曲を披露して、聞き手が置き去りにされたら本末転倒。だけど、おバカな紅葉に論破されるのはムカ付いたので、「オマエのエントリー曲は飽きた」「学校で歌った事ない曲にしろ」と逆ギレ気味に反撃をする。おそらく、言った相手が亜美なら「そんな事を言ったら、カラオケで歌った歌も全部禁止になる」と倍返しの反論をされただろうけど、紅葉は「わかった」と納得して、反論してこなかった。月曜日の朝までに決めようって事で、その日のLINEは終了する。




―土日を挟んで月曜日の朝(優麗祭まで、あと19日)・正門前―


 紅葉が妙に張り切ってる。待ち合わせ時間ピッタリに鎮守の森公園駐輪場へ来たので、学校には余裕で到着した。美穂は既に来て、フェンスに凭れ掛かって待っている。


「CMソングに使われた“3人組テクノポップユニットの曲”にする!」

「聞いた事無いとは言わせんぞ!

 “カナダの出身の女性シンガーソングライターの曲”でど~だ!」


 揃って、その場で検索して、曲を聴いてみる。紅葉が選んだのは、テンポが良くて、如何にも紅葉ってイメージの曲だった。美穂は、紅葉から「皆が知ってる曲」とリクエストされたけど、「誰もが知ってる最近のJPOP」では紅葉に負けた気がして意地でも洋楽にこだわった。歌詞の意味は解らない。でも、悪くない。ノリが良くて何処かで聞いた事がある曲だ。


「ィィぢゃん、ミホ!アミもそう思うでしょ?」 

「うん、元気が出るリズムだね!」

「ならこれで、3曲は決まり!あと1曲は、バルミィに選曲してもらおう!」

「んっ!そだねっ!」


 勢いで話を進めて、4曲中3曲が決まったけど、計4曲もマスターできるのだろうか?美穂の想定では、ベースとドラムの紅葉と美穂は、上手く出来なくても、邪魔(不協和音)にさえ成らない程度に仕上がれば良い。主メロディーの亜美が、4曲もこなせるのかが問題。やはり、メインでメロディーを演奏できる人材がもう1人=熊谷真奈が欲しい。

 美穂が紅葉達を待ち伏せていたのは、曲を決める事よりも、むしろ、真奈をチームに引き摺り込む相談をするのが目的だった。真奈がそれなりに戦力に成りそうな事と、盗難されたバイクの依頼について説明をする。


「渡帝辺に殴り込みをかけて、怪しいヤツを血祭りに上げて、白状させよっか?」

「そんなムチャクチャなっ!」

「とりあえず、バイクの画像を送るから、何処かで見かけたら連絡をくれ!

 あと、熊谷を勧誘してるってのは、他言無用な!」

「りょーかいっ!」  「熊谷さん、参加してくれると良いね」


 3人は、グラウンドのプレハブ教室に向かう。ちょうど教務室(プレハブ小屋)の前を通過したら、扉が開いて中から葛城麻由が出て来た。紅葉は、「おぉ!」と声を上げ、麻由に近付き、クラスで話し合った事を提案する。麻由は、一瞬、面倒臭そうな表情をしてから、作り笑顔で紅葉に対応をした。


「~~~~~~~~~ってワケで、展示とステージばっかりぢゃ、

 お客さんがガッカリすると思うんだょね」

「確かに一理ありますが、

 それを工夫して、来客に楽しんでいただくのが、優高生のプライドなのでは?

 我が2年A組は、最初から模擬店など選ばずに、ステージを希望しましたが、

 来客の皆さんに楽しんでいただける自信は有りますよ」

「でもでも、場所が無くて模擬店を減らさなきゃってなら、

 別の場所でお店を出せばィィんだよね?

 セートカイチョーゎ、場所が無いから模擬店を減らすって言ったもんね?」

「そ、それはそうですが・・・」

「正門と校舎の間が、模擬店の場所になるんだよね?

 なら、グラウンドのプレハブが建ってる場所以外は?」

「連絡不足で申し訳ありません。

 グラウンドの空きスペースを利用して、【サッカー部親善試合】を行います」

「でも、これだけ広いんだから、もうちょっと端に寄せれば良いんじゃないの?」

「この辺り一帯は、来賓席のテント選手の控えや観客席や通路として利用します。

 混雑が予想されるので、許可できません」

「・・・そっかぁ~・・・ぅ~ん、どうしょ」


 紅葉はチョコンと座り込んで小石を拾い、風景を眺めて建物の比率を見て、大雑把な優麗高の見取り図を書いた。やがて書き終え、見取り図を指しては質問する。


「ここゎ?」

「通路を塞いでしまうからダメですね」

「ぢゃぁ、こっち!」

「ここは迷子預り所にする予定です。

 小さいお子さんを連れて来られる方が割と多いので」

「ぬぅ~・・・・・それぢゃ、先生の玄関の前っ!」

「言うまでも無く駐車場に使います。先生達の車に加えて来賓の方々も駐めます」

「中庭はっ!?」

「校舎は立入禁止ですよ。

 中庭にお店を出しても、誰も来ませんが良いのですか?」

「そっかぁ・・・校舎裏の空ぃてる場所ゎ!?」

「校舎改修の資材置き場となってます」


 尤もらしい理由を付けて、何処を希望しても却下してしまう。かなり粘り強く交渉した紅葉だったが、遂に言いくるめられて諦め、ガックリと肩を落とす。亜美は「既に決まったことを覆すのは難しい」と諦め気味。だが美穂は、麻由の紅葉への対応に、少し腹を立てていた。


(コイツ・・・紅葉を毛嫌いしてやがる)


 先生からも生徒からも絶対的に信頼されている葛城生徒会長様なら、一定の権限で許可する事も、「先生に掛け合ってみます」と言う事も出来るはず。紅葉を説得するにしても「申し訳ない」と頭を下げて、「それでは抽選に漏れた別のクラスに示しが付かない」と言えば良いだけだ。だけど、それを一切しないのは、ハナから紅葉の意見を聞く気が無いから。麻由の言い分は、如何にも正論に聞こえるけど、目的は紅葉の意見を徹底的に潰す事だろう。


「力になれなくて、ごめんなさいね・・・

 校舎が普段通りだったら、まだ何とかなったかもしれませんが・・・」


 力ない足取りで教室へ向かう紅葉に向かって、麻由が心にもない台詞を言い、去り行く後ろ姿を「フッ」っとクールな笑みで眺める。美穂は、そんな麻由の表情の変化を見逃さない。横目で麻由を睨み付けてから紅葉を追い、スッカリ縮こまっている紅葉の肩を、力強くポンと叩く。


「んぁっ?」

「ちょっとムカ付いてきた。B組の模擬店でも、ライブでも何でも良い!

 アイツ(麻由)を出し抜いて、ギャフンて言わせてやるぞっ!」

「・・・ミホ?」

「聞こえなかったのか!?

 Bの模擬店も、ライブも、意地でも押し通すって言ってんだよ!

 その為にも、オマエはもっと頑張らなきゃな!

 あたしはもう退く気は無い!亜美も、頼んだぞっ!」

「うん、やれるだけの事はやってみる!」

「んっ!ありがとっ、ミホ!」

「アイツは『場所が無い、校舎が普段通りなら何とかなった』と口を滑らせた!

 そこを突いた案をぶつけて、アイツが反論できなくしてやろう!」


 麻由の“挑戦状”に対して、何故か、紅葉ではなく、美穂が闘争心を煽られ始めた。

 紅葉&美穂vs生徒会長・葛城麻由。それは、反体制と体制の目に見えない争いが決定的になった瞬間だった。

 今回登場した田村環奈は、パラレルワールドになる『妖幻ファイターザムシード』の『番外③・盗難バイクの里心』に登場したゲストキャラと同一人物です。

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