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研究と隣  作者: GAA
ルーセ編
2/7

死の狭間

今日は一旦帰って、休もう。


課題を終え1日を終えた。


課題

 一人称は変わるものだ。俺から私と。

以上


翌日、朝を迎え整えた。

「今日はこの、ルーセ代坑讖渓谷(だいこうしんけいこく)を探索するぞ!」


ルーセ代坑讖渓谷

 この地域では狂鬼が出没している危険区域の一つだが、ここらで雄一の鉱山の渓谷である。何といっても研究にはいい地域なのだ!


俺より先に来た研究戦闘者を見かけた。

モブA「おう、ここ潜るのか、」

「え?」

モブA「見かけない顔だから、新鮮だと思って。」


俺は違和感を感じた。

(タリー研究学校の卒業日って最近だから、見かけない顔って多いと思うんだが。)


そう言えば、思い出したことがある。スキルブックには、敵と戦ったら、その敵の情報を自動で書き込める機能があったんだ。これが、研究結果帳に書こうと思える量に関わる訳だな。敵の情報が多いと、その分、詳細に俺のやりたい技を考えれる。また、威力も上がる。

学校でも

爹身教授(たみきょうじゅ) 「研究戦闘者のコツを教えてやる。それは、敵を観察し、適応、そして戦う。そのために卒業すると研究結果帳をもらえるんだ。」


「まあいい、取り敢えず渓谷の最底部からだ。」

魔物が地下から出てくる所は条件が限られる。

太陽が見えること、水があることだ。

地下都市は太陽ではなく、独自の技術の光で、魔物が湧かない。(入ることはできるが)

そのため、地下の方が弱く、少数の敵しかいないのだ。


転びそうになりながら、最底部についた。


「早速敵か。」

太陽の眼差しを受ける方向に、狂鬼が5匹。


「動きが前より遅い!」


狂鬼はギィィィィィイイと悲鳴を上げながら、突進する。


「でも一度にこれだけの量は対応できないな。前は1体か2体で戦って、合計で10体だったからな。」

「よし、技を作ろう。だが、こいつらどうしようか、後4体、避けながら書けるかなぁ。」


主人公はペンを持ち、こいつらを戦うための攻撃を求めた。

「一度に大勢を倒せるものが欲しい。」

やはり手は自動的に動く。


手を動かしながら、敵の攻撃を避ける必要があったが、成果は大きかった。


回転斬

 右足を前に出して、剣を横に向けた後、一周し、左足でまたもう一周する。

!コツ! 回転で、敵にいる方向になる時に、回転を早くし、それ以外は気持ちゆっくりにすると、シュシュ!ってできる!


「状況と記述が合ってない!」

主人公は焦りながら、その攻撃をしてみた。


シュシュ!

俺は剣を構え、勢いよく回転した。

だが——手応えがない。

「クソ、速度が足りねぇか……?」

もう一度回る。今度は、敵の動きを見極めながら。

シュュュュユ!

「今、俺…何を?」

敵が綺麗に溶けたようだった。


ゥァァァアアアア!

狂鬼は悲鳴を上げながら塵となる。


「最底部じゃなくても良かったかな。」


その時、

 ゴゴゴゴォォォと音が鳴り、最上部の所から、殺意溢れる魔物が猛烈にこちらに近寄った。

主人公が気づく方が遅いほどに。

「あ、終わっt」

今でも私はあの経験はごめんだ。

次回!力の道筋!

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