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泥々になって

作者: Luin/Kite

君が生まれてから毎日

思いも寄らないこと毎回

不思議なこと沢山 目が離せない

周りと比べすぎて 心配する習慣

はらはらどきどき 待ちに待った瞬間

君がひとり歩く 一歩ずつ一歩ずつ ゆっくりと

遥か遠くに待つ 温もりへと 名前を呼ぶ


ねぇ、どうして?

君はいつも 気づけば 泥々になっているの

ねぇ、どうして?

君はいつも そのまま 満足げにニコってするの


今日もまた 泥だらけ 遊び疲れて眠る姿

変わらないよ 初めて出会った時から

たとえ どんなに大きくなっても見守るよ

何年後 君との距離 離れようとも

私も そうだったよって 思い出しながら

君がひとり歩く 一歩ずつ一歩ずつ しっかりと

遥か遠くに立つ 誇らしい 背中見つめる


ねぇ、教えて?

いつもいつも どこで 泥々になってくるの

ねぇ、教えて?

いつもいつも なんで 満足げにニコって笑うの


君を見ていると 忘れてしまった

あの頃の気持ち 思い返せるよ

あゝ これは きっと繋がってる

きっと そうだったでしょ My mother


ねぇ、どうして?

君はいつも 気づけば 泥々になっているの

ねぇ、どうして?

君はいつも 全力 疾走してまた汚れてる


数え切れない 呆れるくらい

泥まみれになって 今日も 成長して帰ってくる

誕生の日 ひと目惚れした 変わらないその面影

いつまでも このままがいいよって 願って

何もかも 一つとして 永遠じゃないよ

いつまでも このままじゃいられないよ


だって

今はもう 泥だらけ 遊び疲れて眠る姿

見られないけど 初めて出会った時から

たとえ こんなに大きくなっても見守ってるよ

数年後 君との距離 離れようとも

私も そうだったよって 思い出しながら

君がひとり歩く 一歩ずつ一歩ずつ ゆっくりと

遥か遠くに待つ 温もりへと 名前を呼ぶ


ねぇ、教えて?

私のもとに生まれて良かったですか

そんな立派じゃなかったよね

だから 何よりも 教えて?

君の今日は 人並みに 幸せですか


かけがえのない この笑顔を この時間を 

いずれ離れゆく 愛しい君 今だけせめて

誰より近くにいて 名前を呼んで 抱きしめるよ

ずっと ずっと ずっと そうしていたいよ My dear


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