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航海中

ルーが終わったならテーブルと椅子を片付けてしまおう。船の上で普通のテーブルと椅子は不安定だった。何か工夫しないと。

外で話すと大声になって疲れる。僕等は部屋に戻る。中が静かというほどでもないが、風が耳の機能を奪うことはなかった。

「この船は何日でバールアカイトに着くか聞いた?」

「二十日程みてくれと言っていた」

リードが訊いたらしい。僕が寝ている間に話したんだろう。

「他にも何か聞いた?」

皆、リードを見る

「弓が利かない魔物は何かと。」

リードは少し躊躇いがちに話す。

「それで?」

トッドもそれを気にしているんだろうか?

「目や急所を的確に狙えないと、殆どの魔物は厳しいと。」

うん、そうだね。僕もなんだよ。ケインがいないとね~

「船に居る間バートにアドバイスを貰おうと思う」

バートはさっき会った人だ。

「うん、じゃあ船に乗っている間は護衛は一人にして二人は自由ということで。」

今日は、もっと落ち込んでしまうと思っていたけど、皆が居てくれて良かった。




ルーと船の中を探検している。自由に歩き回って構わないとのことだったので見て回っている。

この船は帆船でエンジンなどの機関はなかった。僕等が借りている部屋と同じ部屋が他に五つあるが誰も居ない。食堂と調理室があり思っていたより広かった。テーブルと椅子は固定されている。次からはここで食べよう!倉庫があったが、僕の荷物はまだ出してない。軽い方がいいかと思って。

この船は乗組員が少ないので夜数時間停泊する。見張りの人を残して他は皆休むらしい。

他にも部屋があるのかもしれないが入り口が分からなかった。





トッドと久しぶりに剣を振ることにした。

「今はどれくらい進んだんだろうね?」

「わかりません。身体がなまってしまいますね。」

トッドは今は護衛なので、見て指導しているだけだ。きっと自由行動の時にやっているんだろう。

僕は形を少し忘れてもう一度教えて貰った。また毎日やろうと決めた。

「嬢ちゃん剣をやるのか?」

「はい。使えるようになりたいです。」

「そうか、鍛えておいて損はないわな~扱える剣がみつかるかわからんけどよ」

「まぁ、今は運動の為って感じですが」

「そうだよなぁ、俺たちもよ~海には魔物が出ないからなまっちまうんだよ」

唐突の新しい情報だった。




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