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逃亡への準備 4

初めましてのおじいちゃんへ


こんにちは、侯爵様のおじいちゃん。

僕はクリストファーです。自分の名前ですが、今日初めて教わったので初めて書く自分の名前です。お手紙も初めてです。僕にお手紙を書く相手が居ることを嬉しく思っています。

さっそくですが事件がありました。鬼が来ました、かくれんぼはやり直しみたいです。おじいちゃんの協力を頼みたいです。

家を焼いて逃げます。この屋敷と一緒に燃やす遺体を五体用意して欲しいです。誠魂燈石を用意したのでこれで亡くなった方の遺体を譲って貰える人を探して欲しいです。遺体を運ぶと目立つので僕が魔法で運びます。場所を指定して下さい。

どのくらいどこまで逃げるかは未定ですが、落ち着いたら連絡します。

それと、僕も穀物の値上げ反対派です。

おじいちゃんは間違ってない!天才!最高!


クリストファー·イテ·ロルドバーン









お使いに行っていた、リードさんと王都に行っていた、ルーが帰って来た。その入れ替わりにトッドがシトイットの街へとギルド登録に向かった。お母さんはずっと料理をしている。出来上がった物を出来上がった傍から異空間に収納していった。まだまだ作ってくれるそうで他の大きめな猪のような魔物もテレサさんに解体して貰っている。

サーホルボアというこれは、魔物と言っても脅威が少ないらしい。ギサギサした大きな角が4本も頭に生えているが、大きくなるまでは普通の猪と変わらず見分けがつかない。角が生えて初めて魔物であると発覚するらしい。そして、角が生えてくると、骨が弱くなりその内勝手に動けなくなって死ぬらしい。なんて悲しい生き物。切ない。

その為繁殖している個体も少ないということで数も少ないそうだ。殺してごめんよ。ちゃんと食べるから、許して。骨が柔らかく、骨まで食べることが出来るらしいしね。

「明後日の朝日の出の頃に離れに用意してくれるそうだ」 リードさんの報告を受け、ルーを見上げるとわかったと顔に出ている。よし、何か順調だ。

もうすぐ旅立ちだね。




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