相棒と幼少期 12
冬が終わり春の上月になってもまだ夜は寒く未だにレベル上げは再開していない。着替えないといけないのでちょっとめんどくさかったりもする。
ルーの講義を聴いて夜ベッドでケインと復習する日課の中でこの国にちょっとは詳しくなった。
この近くの森はカーエラ山から延び広がったもので、ロルディア王国の凡そ中心に位置している。その為、中央大森林と呼ばれている。中央大森林の北に湖が有り、森からのな湧き水で春夏秋冬いつでも満たされている。森を西側へ湖から海へ向かって粼が森の恵みを分配している。その分岐にこの村は存在する。湖の辺り一帯広範囲が平地で農耕が盛んな土地である。その更に北に王都が山脈の手前まで切り開かれ作られた。王都は人口三十万人に上るという。その広大な農地が近くに在るからこそ王都は潤っている。しかし近年、魔蟲の増加に被害が絶えず、農地を捨て逃亡する農地主が増えており、廃村も増えている。
東の隣国、バールアカイト公国は平地が少なく穀物を大量に輸出していたが貿易摩擦から戦争に発展してしまった。しかし、食料が無いため直ぐ停戦され現在も協議を繰り返している。その最中に餓死者が急増した為、食料の密輸は黙認されている。
バールアカイト公国の北部は、デージヴァ皇国がある。宗教国家であり国は神の物であるとされ神が国のトップである。現実はつまるところ不在で代表代理としている教皇がトップを勤めている。
ルーは、聞き慣れない単語も細かく説明して、小さな子供に何とかこのような説明を話し続け腐ることなくやり遂げた。




