表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

エッセイ

私の書く文章には『言いたいこと』がない

 タイトルのとおりです。


 私の書く文章には、主張のあるエッセイを除いて、詩にも小説にも『言いたいこと』がありません。


 自分好みでない意見でも言えてしまいます。


 自分がないから?

 自分ではそう思っていません。


 自分は確りと持っているつもりです。


 自分が確固としてあるから、それを揺らがせることなく、どんなことでも言えてしまう?

 いいえ。だってそれは嘘つきでしょう?


 ぽんと、空からことばが降りてくるのです。

 私はそれを書いているだけです。

 つまり、私のことばは神の啓示のようなものなのです。

 こう書くと偉そうに思われるかもしれませんが、そんなつもりもありません。


 イタコさんみたいなものなのです。

 私はうんこみたいな人間ですので、自分のちっぽけな『言いたいこと』なんて作品に込めるつもりがありません。

 それよりは神様とか霊様とかに降りてきてもらって、その誰かのことばを書いたほうがいいと思っています。


 私の作品に私の言いたいことはありません。

 だけど誰かの言いたいことはあるような気がします。

 それが一体何を言いたいのかは、だから書いた自分にもよくわからなかったりします。


 交通系以外で主張のあるエッセイを書くと、自分が何を言ってるのかわからなくなります。

 小説や詩だとそれを考えなくていいので楽しいです。



 私がぽんと置いたリンゴを見て、

「うまそうだ」

「まずそうだ」

「好きな赤さだ」

「腐ってる」

「どーでもいいな」


 好きに眺めて、好きに感想言ってくれたら嬉しいな。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言]  むしろ主張が強い? いいたいことがある? 作品を書こうとするとおかしなことになって自分で納得いかなくなります( ;∀;)  ちゃんと昇華できないという。
[気になる点] 褒められたのが嬉しいので調子に乗らせて貰います [一言] 実は150PVも嘘だったのです。 まる1日で800PV達成しました。 あなたに(脳内設定で)弱小作家だと煽られたのが悔しくて頑…
2022/10/19 01:58 退会済み
管理
[一言] オシャレな文章対決に負けた私は、いつかあなたにリベンジをすることを誓いました。 しかしあれは嘘だったのです。 いつかと言ったのはブラフで本日、仕掛けることにしました。 それも比喩表現という…
2022/10/17 19:20 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ