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 夜行喫茶  作者: 朔々
9/9

 10月9日


 10月9日 土曜日 晴れ 少し風


 今日はとくに面白い事や不思議な事はなかった。普通の一日。忙しくもなく、暇な訳でもない、そんな一日。だからすごく気になって一日中ずっと考えてた。

 昨日の背の高い客を思い出してたら、天井が気になってきた。うちの店は元々、南西の屋根がガラス張りだったらしい。先々代の頃に割れてからずっと板張り。師匠は見たことあるみたいだけど。

 小金が貯まってきたし、ガラス張りにリフォームしよっかなあ。店名の月見台の由来な訳だし。

 それで昨日の人を雇えばガラス屋根の掃除も楽々。完璧なプランだ。

 ま、未熟な私には、まだまだ人を雇う余裕はないんだけど。

 時々臨時で拭き掃除させる方が現実的かな。、報酬はコーヒー一杯で良いよね。あの身体に合わせたカップじゃ、並みのカップの四五杯分は入るだろうし、充分な筈。

 とりあえず、次来たときは天井の一番高いとこ届くか試してもらおう。

 でもカップがなあ。ラーメンどんぶりはどうだろ? あれなら、いやまだ小っちゃいか? でもあれより大きいとなると、あともうすり鉢くらい? ま、花瓶よりはましだろうし、速めに用意しとこう。

 また来ないかなー

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