夜行喫茶
9月30日 晴れ
営業中に、面白い話を聞いた。
大陸時代の人達は日記を書くと、それをみんなで見せ合っていたらしい。当時の日記は見せることが前提だったとか。日記を他人に見せるなんて私なら絶対に嫌だ。
小学生の宿題みたいなものか?実際「ふぉとぐらふ」とか言う絵画よりもっと精巧な絵も付いていたらしいし。
「ふぉとぐらふ」については、高校時代の教師が「思い出を切り取る」「風景を自分の物に」「眼に映るありのまま」などと随分詩的な説明をしてくれたことがあった。正直全く想像できない。見えるままを絵にできるわけがない。そもそも絵は苦手だ。
でもアイデア自体は面白い。読者を意識して書けば作家のような気分を味わえるはずだ。最近マンネリ気味な日記の気分転換に良いかもしれない。
上手に書けても他人に見せる事だけは絶対に無い。