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【全年齢版】もういらない

即興設定でシナリオを書く授業で


テーマは別れ。

登場人物は男と女。

男のほうから別れを切り出す。

女は初め拒絶するが最終的にそれを受け入れる。


というレギュレーションの説明があり、約1時間で書き上げた作品です。

人 物

斉藤葵(14)中学生

斉藤正志(49)葵の父


*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*


○喫茶店・店内(夕)


夕陽が差し込む客もまばらな店内。

窓際に学生服の斉藤葵(14)とジャケット姿の斉藤正志(49)が座っている。


葵「え? パパ今なんて言ったの?」


葵はきょとんとした顔で首を傾げる。


斉藤「今言った通りだ葵。今日からお前が帰るのはこの養護施設だ。手続きも荷物の手配ももう済ませてある」


斉藤はテーブルの上のパンフレットを向かいに座る葵へと差し出す。葵はこれを払いのけ、パンフレットが床に落ちる。


葵「なんで私がこんなところに行かなきゃならないの?」


斉藤「今、母さんや雪人、春奈が入院しているのは誰のせいだと思ってるんだ!」


斉藤は声を荒げる。


葵「勝手に人の家に住み着いた子連れの害獣は家族じゃない。私のお母さんは一人だよ」


斉藤は大きなため息をつく。


斉藤「そういう所だよ。俺も獣とは一緒に住めない」


葵「どうしてそんな事言うの? パパだってゴキブリが家に出たらつぶすでしょう?」


斉藤「もうお前と話す事はない」


葵「わかった。もういい……」


斉藤が伝票を持って席を立てば、葵もグラスを持って席を立ち、机でグラスの口を割り、斉藤に襲いかかる。


【本文200字詰め原稿用紙3枚換算】

PCでのシナリオ書式で書いたものをそのままはりつけて転記しているので、本来のシナリオの書式と異なります。


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