表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺が月を盗んだ理由  作者: 文月稜華
第1章英雄への道のり…
5/17

Case FileNo.4 男

 アテナァァァァァァ……


 はぁ、はぁ、あれ?俺生きてるのか?


 目を覚ました俺は今いる場所は見知らぬ部屋だった……


 窓があり、そこの壁側に今俺がいるベッドがありベッドには机があり、そこの上には俺の制服、生徒手帳、財布など俺がいつも身につけているものが置かれていた。今俺はジャージ姿になっていた。


 反対側には扉がある。


 それにしてもここはどこだ?アテナは、アテナは無事なのか?


 ふとなにか違和感を感じ、生徒手帳を手に取る、生徒手帳には


『3-A 月神流一(つきがみりゅういち)


 と書かれていた。


 思考回路が一瞬ショートした。


 陽菜(ひな)に告白したのが夢ではなく、アテナと出会ったのが夢?



 どっちが現実で夢なのか分からなくなった。


 とにかくここから出ようと思いベッドから立ち上がると


 ガチャとドアが開き男が入ってきた。


「ああ、起きていたのか、流一。」


 なぜこいつは俺の名前を知っているんだ。


「お前は誰だ。なぜ俺を知っている? 陽菜は、俺の近くにいたはずの女の子はどこだ? どこにやった? まずここはどこなんだ……言え!!」


 今俺が聞きたかったことをすべて口に出した。


「あぁ、うるせえなぁ、俺は聖徳太子じゃあないんだぞ?」


 聖徳太子ッとはなんなんだ?



 何なんだこいつは……


 そう考えていると背筋が凍った……


 あいつが笑ったのだ……


 少し笑っただけでこの威圧……

 

 こいつ何者だ……┨


「俺の名前は月神煉(つきがみれん)。 なぜ、お前を知ってるかって? それはなぁ……俺は()()()()()()()()()()()()。まぁ、お前と陽菜は腹違いの姉弟だがな」



 俺と陽菜が姉弟で、この男が父親だって!?



「陽菜は隣の部屋でお前らの母親と話している。」



「そしてここはお前らがいた時代の20年後の聖徒グロースだ。」


 20年後の聖徒グロース!? とりあえず陽菜に会いたい。


「驚くこともないか…陽菜に会いたいと思ってるようだが、まだだめだ。 お前の傷は癒えてない、 寝ていろ」


 確かにまだ体に痛みが走る。


 それでも俺は陽菜に会いに行こうとした。


「寝てろ……」


 俺を睨み、部屋から出て言った。


 睨まれただけで俺の体が動かなかった。


 この男は本当に何者なのだろうか。


 そう考えていると眠気が俺に襲ってきた。



 とりあえず俺はもうひと眠りすることにした……


さぁさぁいかがだったでしょうか?


まさか流一と陽菜が姉弟だったとは……


次回もお楽しみください!


面白かったらブクマお願いします!m(_ _)m


誤字、脱字があれば指摘もお願いします!m(_ _)m


ではまたあいましょう!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ