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俺が月を盗んだ理由  作者: 文月稜華
第1章英雄への道のり…
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Case FileNo.1 告白

聖徒(せいと)グロース』


 それは東大陸にあり、妖精エルフ族、(ドラゴン)族、ゴブリン、人間(ヒューマン)族……様々な種族が生活している。


 聖暦800年



 そこに建てられた聖徒クロニカル学園中等部は卒業式を行っていた。




 卒業式……担任の最後の言葉が終わると同時に、俺は急いで教室を飛び出した。 俺の名前は月神流一(つきがみりゅういち)、人間族だ。





「おーい、流くん、卒業証書忘れてるよ〜!」




 そう言ったのは俺の親友でもある、竜族のドラゴ。





「おっ、サンキュー、ドラゴ!」





「うん! というか、今日告白すんでしょ?()()()()()に。」




 僕は幼馴染でもある月野陽菜(つきのひな)




「おう!いつもの()()()()()でな」




 ────────────────────────

大森の大樹(おおもりのだいじゅ)


 そこは都市グロースから西に言ったところにある俺達3人の遊び場だ。


 高台にありグロースの街が一望できるのだ



「流ちゃん、どうしたの? 呼出して」






「陽菜! 今日はお前に話したいことがある」





 僕が話し始めるとぽつぽつと雨が降り出した……





「とりあえず雨宿りしよう!」





 そして、大樹の下に避難した…この選択が正しかったのか悪かったのか今にとってはわからない。






 うわぁ、雷まで鳴り出したよ……ついてないなぁ






「で?流ちゃんは何が言いたかったの?」





「あ、ああ……陽菜!僕は……僕は君のことがす───」





 するとその時大きな落雷が大樹に落ちてきた。






 ああ、僕は神様に嫌われているようだ。




 こんな所で死んじゃうのかなぁ。



 せめて告白は最後まで言いたかったなぁ………



 陽菜、君のことが好きだ。




 そこで俺は意識を失った……


さぁさぁ!告白しようとするも神に嫌われた!?流一ですが、これからいったいどうなるのでしょうか!

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