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プロローグ
文が短いと思いますがどうかよろしくお願いします。
暗い夜が一層深まる頃・・・・
「はっ」
ある城のある一室。そこには悪夢にうなされたような顔をした男がいた。
「儂が殺されるだと?」
この男は自分の未来を少しだけ見えるのだ。しかし、自分の意思ではできずたまに見えるのだ。
「儂がたった一人の子供に殺られる訳がない。しかし、今まで、この予知ははずれたことがなかったな。・・・・ならば、その子供を殺しておこう。・・・・・く、くくく、くはははははははは。」
「儂は死ぬ訳にはいかん。この世を儂のものにするまではな‼︎」
「おい!セバス、いるんだろう?」
「もちろんでございます。陛下。」
「今から言うやつを探せ。その名は、セト=ラルトルスだ。」
「承知致しました。」
「くくくくく、この力が有る限り儂が死ぬことはない。危険分子は全て排除してやる。」
こうして、セト=ラルトルスの死刑が確定したのだった。
この決断が自分を不幸にすることをまだ誰も知らない。