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第六話 初戦闘

誤字脱字文章のおかしな点、今後こうしたらいい点等ありましたら、ご指摘くださると幸いです。

「まあ、説明書読んだしなんとかなるでしょ」

そう僕は呟く。

そして僕はどれだけ体が動くかの確認のために始まりの町の付近では一番弱い南の森に向かった。




ここで始まりの町の紹介しよう。

始まりの町は、その名の通り初めてゲームを始めた時にいる町である。

この町は初心者のためにあるといっていい町である。

この周辺にあるフィールドは名前に東西南北がつき、南、西、北、東の順に強くなっていく。

以降の町についてはこの東西南北のフィールドのボスを倒さないといけない。




そして僕は南の町についた。

「ここが南の森か」

そう周辺を見渡しながらつぶやく。

周辺には一人で行動している人はあまり見当たらない。

「やっぱりソロでプレイしている人は、少ないな。やっぱり初めてだし奏と一緒のほうが良かったかな?」

弱気になりながらつぶやく。

パン、パン

僕は弱気になった気持ちを晴らすために頬を叩く。

「よし、がんばるか」

そうつぶやき奥に進んでいく。




周りは木が多いな

そして人がいない

ゲーム的には一番簡単なとこなんだが

どうしてだろう

βテスターたちは、草原とかにいるんだろうけど

そこでウサギとか狩ってんのかな

それはそれでシュールだけど。

何かが索敵に引っかかった。

「――っ、何かいたな。魔物かな」

初めてのエンカウント。

初のモンスター。

何か印象深いな。

「じゃあまずは『隠密』。これで本当に隠れているのかな」

そういい気配を消す。

「お、いたいた」

狐だよ。狐。

これって同族殺しとかにはならないのかな

「まあいいか。それじゃあ『ファイアーボール』」

杖から飛び出した火球は、黄色の狐に向かって飛んでいき命中する。

そして狐のHPが3割減っていった。

「えー、めっちゃ減ってるじゃん。この狐ってもしかして弱い?」


この時点でユーリは勘違いしていた。

ALOでは隠密などを使用中に相手に気づかれずに攻撃するとダメージが1.5倍になる。

なので本当は3割ではなく2割前後しかダメージがない。

そのことを知らないユーリは相手の強さを勘違いしていた。


ドン

狐に気づかれ体当たりをされる。

HPが4割近く減った。

「やばい、こいつやっぱり強かった。とにかく攻撃しないと。『ファイアーボール』」

またあたり3割減る。残り4割。

狐の周りに火の玉が一つあらわれた。

「なにあれ?なにかのスキル?」

あとで知ることになるがこれは狐火というスキルらしい。

その火の玉がこちらに向かって飛んでくる。

「うわあ、やばい。どうする。どう対処する。剣で切れるかな?まずはやってみる!」

そういいアイテムボックスから剣を取り出す。


この時点で杖や剣をどこで手に入れたと思った人もいるかもしれないがこれは最初に選んだスキルに武器スキルがあった場合その武器がゲーム開始時にもらえるからである。


閑話休題、剣を取り出した僕はタイミングをあわせて振り下ろす。

「破っ!」

剣は火の玉の中心にあたりそのまま半分に切り裂かれた。

ポーン

頭の中に何かお知らせの音が鳴る。

そんなの気にしている暇はない。

そのまま剣を持ったまま狐に近づき、後ろに回り込む。

そして剣を振り落し狐に刃をあてる。

《ギャン》

狐のHPが少し減った。

「『ファイアーボール』」

ここで魔法を使う。今度はなぜかダメージが少し少ない。

狐が振り返ってきたのでまた後ろに回り込む。

そして剣を振り、魔法を使う。

何回か繰り返すと狐のHPがゼロになり、狐が光となって消えていった。

やっと初戦闘が終わった。


やっと戦闘です。

今後もよろしくお願いします

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