旅立ち
駄文です
「〜〜〜!」
「〜〜〜〜!」
騒がしいな、そう思いながら、目を開ける
「この子の名前は天月 翔よ!」
「はぁ、分かったよ」
「ありがとう!あなた!」
「あーうーあ」
「あら、起きちゃったの」
「五月蝿くごめんな」
この二人が俺の両親かな?
でも、天狗には見えないけど。
天月 翔いい名前だな。
「もう一回、寝ましょうね」
「あい」
「お休み、翔」
その言葉を聞いて眠りについた。
〜千年後〜
「あれから、もう千年か」
時が経つのは早いな。
「母さんに父さん、これが最後の墓参りになるけど大丈夫だからな。行ってくるよ」
両親は、俺が十五の時に、狩りをしてる最中に殺されたらしい。
「何処に行くか。何処かに家でも建てるかな」
そうと決まれば、場所探しだな。
〜天狗移動中〜
「此処が良いな」
此処は見晴らしもいい場所だし、それに湖が近いからな、水には困らないな。でも疲れたし、建てるのは明日でいいや。
そう思いながら野宿の用意をした。
「どんな家にするか?」
そう考えてたら、用意が終わった。
「さて、何処に隠したかなー」
言いながら手を伸ばす、手を伸ばした先に、真っ黒い空間が有った。
「おっ!あったー」
黒い空間に手を入れて、何かを探すように手を動かしていた、目当ての物が見つかった様で黒い空間から手を引っこ抜いた。
「さて、食べるか」
手にあったのは林檎だった。
シャリシャリ
「美味いな」
シャリシャリ
「ふぅ美味かった。寝るか」
俺はテントモドキに入りながら一言呟く。
「普通の家にするか」
明日、建てる家は決まったので、ゆっくりと目を閉じた。
どうでした
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