表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

床下にGOGO!!

教室に着いた僕は、また、鶴を折っていた。

「むっくんは、本当に鶴を折るのが好きなんだね~。」

「別に好きなわけじゃないんだけどね。ただ、少し必要なだけだよ。」

「ふ~ん。」

会長は少し不思議そうな顔をした。

「まあ、いいや。」

その後、会長も鶴を折るのを手伝ってくれ。

僕が十羽、会長が三十羽(意外とと器用で、すごい速さで折っていた)

折ったところでチャイムが鳴り、担任がクラスに入ってきた。

「はーい、みんな席についてー。」

高橋果菜子たかはし かなこ  35歳 特に特徴がない普通の先生だ。

「今日から、特別授業が始まります。体調の悪い生徒は事前に報告しておいてください。」

本当に普通な先生だなぁ。この先生、なんでこの学校の教師やってるんだろう?

この学校の教師は、生徒が異常な分、特徴的な先生が多い。

「じゃあ、一時間目を始めます。」

おっと、考え事をしているうちに授業が始まるようだ。

「じゃあ、今から特別教室に移動してもらいます。」

あれ?特別教室の場所なんて聞いたことない気がするけど?

「せんせー、特別教室ってどこですか?」

おっと、クラスメイトの誰かも同じ疑問を持ったらしく先生に聞いているな。

「大丈夫です、場所は知らなくても辿り着くから。」

???どうゆう意味だろう?

「みんなー席から動かないでね。……ポチっと。」

ガシャン!!

ガシャン??

「うわ、なんだ?」「椅子から鎖がっ?」「ちょっ、なんなの、これ?」

「せんせーい、これなんですか?」

一人の生徒が先生に質問をした。

「そのうちわかるから、気にしないでっ」

「それってどうゆうってうわっっぁぁぁーーーーーーーーー!!」

っっっん!?いきなりその生徒の椅子が下に下がっていった!?

「キャー!!」「ギャー!!」「ワーーーー!!」

クラスメイトがどんどん床下に沈んでいく。

ということは……はぁぁ、あきらめるしかないな

「今回はここまで、また次回の話をお楽しみにー。まったねー」

そして僕も床下の暗闇に消えていった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ