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疾風の風  作者: 隼人
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episode1 ~CBR1000RRとの出会い~

どうも!ほかの小説書いてるのに直違う話書いている馬鹿です。

今回、バイクをメインとした話です。オタク要素が入っておりますが、

さほど濃くはありませんので、ご安心ください。

バイクが可愛そうだ!とか思った方は、すぐにご退場お願い致します。

それは、ある冬休みのころだった。

いつも通り、朝の散歩。周りには雪。

「(・・・寒いな)」

ただ、暇だからいつも歩く。まぁ、独りで寂しいのもあるが。

「(今日は、違う道を行ってみるか)」

道を変える。もちろん、気まぐれで行く。


家族から離れていくらぐらいだろうか。大学へ行くために、一人暮らしをしていて、帰ってみたら

家族は引っ越していた。

「(ほんと、テーブルに引っ越しますということだけしか書いてくれてなかったし

どこに居るのかも分からん)」

そして、今はその家で暮らしている。


昔話を思い出しながら歩いてきた。すると、目の前にはすでに廃れたガレージ。

「(・・・?)」

気になったから、空けてみた。中には、

埃の被った、バイクだった。


???「おや、誰かいるのですかな?」

「あ・・・、ご老体、このガレージは何かわかりますか?」

老人「いかにも、私のですよ。もうすぐ、この血を離れる予定なので、見にきたのです」

ああ、老人だったのか。謝ろうと思うと、


老人「そのバイクは・・・、差し上げましょうか。元々、孫にあげる予定だったのですが・・・」

「お孫さんがどうかしましたか?」

老人「その子は、バイクが大好きで。バイクの免許が取れたと思うと、事故で・・・死んでしまいました」

「あ・・・、それは失礼なことをお聞きしました。ですが、このバイク」

老人「いいんですよ。あなたは孫ににておる」

「は、はぁ。」

老体「ほら、これがキーじゃ」

「あ、有難う御座います」


キーを渡されると、老人は去ってしまった。

「(バイク・・・か。免許は一応取ってあるけど)」

昔、暇だったときに取ってしまった。

「ん?」

バイクには、CBR1000RRとロゴがあった。

「ホンダ・・か。よろしくな、1000RR。俺は、隼人(はやと)だ。」

コイツで、何処か行こう。そして、色々なものを見よう。そう思った。


「動くのかな? このままじゃ帰りたくても帰れん」

とりあえず、キーを挿し、まわしてみる。


ズドルン


といった音と共に、エンジン音が響く。

「おお、カッコいい音だ。そんで、ヘルメットは」

???「あれ、君は誰かな?」

「?」

???「バイク、どうしたんだい?」

ライディングスーツを着ている紳士っぽい人にあった。


「ああ、いえ。これはもらって、今から持ち帰ろうかなと思いまして。ですが、ヘルメットがないんで」

疾風「ああ、それじゃあげようじゃないか。あ、ちなみに僕は疾風(はやて)。よろしく」

「あ、疾風さんですね。僕は隼人です」

疾風「へえ、一文字しか変わらないとはね」

「なんの偶然でしょうか」

ハハハ、と二人で笑う。


疾風「ほら、コレでいいかな」

疾風がバイクから格好良いヘルメットを取り出した。

「え、こんな格好いいのいいんですか?」

疾風「僕じゃ、こんなの派手すぎて無理だよ」

「じゃあ貰えるものは貰っときましょう」


疾風「貰っても嬉しくないものは?」

「そりゃ貰わないですよ」

疾風「だよなー」

また二人で笑う。


疾風「あ、連絡先交換しておこうぜ。ケータイ持ってるかい?」

「あ、はい。」

ケータイを取り出す。一応スマートフォンで、画面には・・・

疾風「お、東○ projectの射○丸 文じゃないか」

「お、正解。知っているってことは好きなキャラクターでも居るんですか?」

疾風「ん~。そうだな、つるぺったんかな」

つるぺったんか。理解もできる。

疾風「とりあえず、メアド交換しようぜ」

「はい」



疾風「それじゃあな。今度一緒に走ろうぜ」

「はい! それまでに色々合わせておきます」

疾風「それじゃ」


シュイーンという音が似合う音で、疾風が走っていった。

「(さて、1000RR。俺等も行くか)」

それに答えたかのように、ブルンブルンとエンジンが唸る。

「さて、出発だ」

まずは家。アクセルを捻る。

「おお、結構早い」

ウィンウィンと、ギアを下げる。


信号が青になる。

ゆっくりと走る。まだ冬だ、風が冷たいけど、気持ちが良い。



「さて、到着だ。ちょっと待っててくれよ、1000RR」

静かにエンジンを止める。

「(確かここら辺に・・・)あったあった」

出てきたのは、小さめのステッカー。射名○ 文のステッカーだ。

あと、電話帳を探る。

「(確か、コイツんちはバイク屋だったはず)」

ピ、ポ、パ、ポ。ぷるるる、ぷるるる。


袁「はい、バイクのことならお任せ、(えん)です」

袁。昔だが、よく一緒に悪戯したもんだ。


「よぉ、久しぶり。隼人だ」

袁「おお、隼人!で、今回はなんだ?又悪戯か?」

「何時の話だよ・・・。今回は、バイクを見てほしいんだ」

袁「なんだ、バイクか。明日持って来い」

「住所は?」

袁「ああ、・・・」




「さんきゅーな」

袁「お、久しぶりに礼を聞いたぜ」

「そうか? いつもこんな感じだと思うが」

袁「いや、お前は結構生き生きしてるぜ。じゃ、またな」

「ああ、有難うな。」


ガチャ。電話が切れる。

「さて、ステッカー貼るかな」

コートを背負う。ステッカーとハサミを持って外にでる。



「こんなもんか。なんか、ごめんなさい、老人」

本当にごめんなさい。

「じゃ、通販でいるもん頼んで今日は寝るか・・・。よし、バイクをどうしようかな」

エンジンをかける。やはりエンジン音が気持ち良い。

「庭に入れとくか。チャリ用の鍵じゃあ心配だけど、仕方ない」

庭に入れる。バリアフリーだったため、出し入れが簡単だ。

「親からの金、まったく使ってないしな。今使うべきかな」

テーブルの上にあった手紙と一緒においてあったもの。封筒。

なんと、その中には1億と書かれた小切手だった。

「生活費用はなんだかんだで大丈夫だったし。ま、どうせ使うんだったらコイツに使おう。じゃ、お休み1000RR」



「やっぱり旅の思い出にはカメラが欲しいな。一眼レフとデジタルあればいいか」

二つ買い物かごに入れる。

「で、ライダースーツ。ん?ライダースーツで合ってるのかな・・・。まあいいか。で、どんなのがあるのかな」

ザーっと見ていく。その中にとても格好いい物があった。

「これは・・・」

値段は、5万と結構値がするものだったが、

「白。それに、黒い翼。これだっ」

オタク全快。ここまで腐っているとは・・・。ま、自分の趣味だからいいか。

「ヘルメットは貰ったやつでいいし。じゃ、ブーツかな」

一応、ホンダの純正を見ておく。さすがは大手メーカー、色々ある。

「お、TN-M71。これ格好いいなぁ。通販であるかな」

あった。よし、これにしよう。

それに、グローブや色々を購入。

「よし、結構買った。これで明日には届くのかな」

時間を設定できるようだから、一応明日にしておいた。

「じゃ、寝るかな」

これで、バイク生活一日目が終わった。

ちなみに、この小説は自分の夢と照らし合わせながら書いております。

バイクに乗って旅する。それが僕の夢なのです。

ま、楽しんでいただければと思います。それでは、GoodLuck

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