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地味な女の子のギャップに落ちて溺愛する話  作者: koruta5


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5/5

彼女って何

第五話 彼女って何





 部屋に案内されると、もうもな一色っていう

 感じの部屋でもなの好きなもので溢れている

 なんだこのかわいい部屋は……


「座って?」

「好き」

「……っわかったから」

「もう超好き」

「……っも〜!!」

「……もなは?」

 身体をグイッと近づけて聞いてみる

「…………っ き」

「え?なに?」

「…………〜っすき!」

 ガバッと捕まえてギュッとハグする

 もう堪らなく嬉しい!!!!!


 顔を上げてメガネをしたまま

 ほっぺをぷにゅっと潰して唇にキスする

 ちゅっちゅっちゅっ

「っ!!!!!!」

 もながびっくりして目を見開くのがわかるけど

 止められない

 唇を押し付けて食べるように口を開けて

 もなの口の中に舌で入り込む

「んっんふ!!んんん!!」

 もなから回してる手をバシバシと叩かれる

 そのままベッドにボスンッと押し倒して

 もなの柔らかい唇を夢中で味わう

 メガネも上にズレて外れ、角度を変えて

 何度も舌を絡ませて吸って上顎をなぞる

 ギュッともなが力を入れてバシバシとまた俺を叩く

 唇を離すと

 プハッ!っともなが言い、

「はぁっ、はぁっ、落ち着いて、お願いっはぁっ」

 呼吸と髪と服と、メガネ、全てが乱れている

「もな、好き」

 頭をもう一度抱え込んでちゅ、ちゅ、とまたキスを繰り返すと今度は足で押し返される

「っ寛、樹くん!はぁ、はぁ、ちょっと待って」

「どのくらい待てばいい?」

「はぁっ、はぁっ、よしって言うまで!!!!」

 俺はお座りして待つ犬みたいにもなからのよしを待つ


「びっくり、したっはぁっ私、初めてなの、っはぁ」

「もな、好き、お願い、早くしたい」

「待って、お願い、ちょっと、一回降りよう?」

「もな、好き、」

「聞いて?お願い」

「……」

 一回落ち着こう、、、

 2人ともベッドから降りる

 恥ずかしながらもうギンッギンの状態である…


「私、20になるまでエッチはしないから」

「へ?」

 とても間抜けな声が出た、聞き間違いだと思いたい

「私、20歳まではしない」

「なんで???」

「20歳くらいになってからじゃないと……その、膣が傷ついたりするって話聞いたことあって……」

「え?え?そうなの?」

「聞いたことあるの、私だけ?」

 オーマイガー

 やりたい盛りの俺が!!!!

 お預け!!!!しかもあと2年以上!!!!!

 付き合えたけど、付き合いたかったけども!!!

 俺、早まった????


 見るからにがっくりくる俺に

「……嫌、だよね、?嫌いになった?」

「……なるわけないから困ってる…」

「寛樹くんって、その、色んな経験があるんだろうけど……私、その付き合ったり、とかもないから」

「……うん、俺も初めて好きになって

 どうしたらいいかわからない……」

「ん?……どういうこと??」

「……今までは好きって言われて付き合ったことしかないから……」

「好きじゃなくても付き合えるの、??え?

 ちょっとわかんない……」

「俺の顔だけ見て好きになってくれた人と付き合った?感じかな、俺もよくわからない」

「寛樹くんは好きじゃなかったけど付き合ったってこと?」

「……だと思う、もなは俺が初めて告白した人」

「…そ、なんだ、なんかそんなものなのかな、私よくわからない……」

「俺も、ちゃんと付き合うって何したらいいのかわかんない、ずっと家とかでしか会ってないし」

「……へぇ、、……」

「もなは何したい?俺なんでも聞くし、もなには何でもしてあげたいっ」

「えっと……手繋いだり、一緒に帰ったり、映画見たり、、したい」

「俺も!!」

「ふふ、私に全部言わせるじゃん」

「はは、ごめん、がっついちゃって……」

 もなの顔に手を添えて親指で唇を触ると

 ぷるんっと唇が揺れて、美味しそう……

 思わずゴクッと喉が動いてしまう


「寛樹くん、とりあえず、今日はもう親が帰ってきちゃうから……」

 目線で何か察したのか顔をフィッと背けられて

 遮られてしまう……


「……ごめん、そうだよね、帰るね」

「うん、いこ」

 もなの部屋を出るとポンちゃんが俺の足に擦り寄ってきてくれる

「ポンちゃんまたな〜今度遊ぼうな〜」

 よしよしっともふもふな体を触り顎をくすぐってやる

 すぐゴロンとお腹を見せてきて触って触って!とアピールされる

「……ポンちゃん、すぐお腹見せて〜も〜、」

「もなちゃんのお腹はいつ見せてくれるのかな〜?笑」

 ポンちゃんのお腹を撫でながら冗談混じりに言うと

 冷めた目で見られていた笑

「お〜、怖いね〜、ポンちゃん!じゃあまたね」

 背中をトン、トン、と軽く押されて玄関へ向かう


「またね〜、もな」

 靴を履きながら言うと

「うんっ」

 玄関に手をかけて、

「あっ、俺ら付き合ったってことでいい?」

「…うん」

 もなの俯いた顔が照れているようでかわいい

「…じゃあ今日が記念日ってことで」

「うん、ばいばいっ」


 はぁ、かわいい……

 でも、手出していいのは20歳になってから……

 付き合えて嬉しいような崖から突き落とされるような感覚

 はぁ、、

 やっぱりショックの方が大きい俺……

 だって男の子だもん…………


 家に帰るとおばあちゃんが聞いてくる

「初恋は実ったかい?」

「うん、でも20歳までエッチしないって言われたー」

「……はっはっは!!

 ばぁちゃんその子気に入った!!、」

 ばぁちゃんが嬉しそうでよかったよ笑


 部屋に荷物を置いて、寝転ぶ

 はー、もうすぐこの3人の狭い部屋ともお別れ

 就職と同時にこの家を出ることに決めた

 狭すぎんだもーん

 お父さんもお母さんも高卒で就職する俺に

 特に何も言わなかった

 弟の樹はお父さんと同じ警官になるって

 剣道習ったりしてるから俺にはあんまり期待してないのかな笑

 でも大手のメーカーに就職できて

 これから頑張ってるとこ見せたらいいか

 妹のさなはまだ中1で

 俺に懐いてくれててかわいい、

 俺が家を出たら今はお父さんとお母さんの部屋、

 子ども3人の子供部屋となってるけど、

 男部屋と女部屋にするらしい

 弟は今日は剣道の日、妹はお母さんとバイオリン教室に行き始めたから誰もいない

 

 目を閉じでもなのことを考える……

 付き合えて、もなからも気持ちが聞けてよかった



 これから楽しいことがたくさん起こりますように

 そう願う寛樹だった――――





 終



 ――――――――――――――――――――

 ここまで読んでいただきありがとうございました。

 今回は前作の長男寛樹くんのお話を書かせていただきました。続きはムーンライトノベルズ(女性向け)の方で投稿していきたいと思っております。

 20歳までエッチをお預けされてしまった寛樹くんですが、ここから2人がどうなっていくのか楽しみに呼んでいただけたらありがたいです。

 読みにくい点や、疑問を感じる点もたくさんあったかもしれません、いつもたくさんの方に目を通していただき感謝しております。これからも私の趣味で書いている作品を応援していただけたら嬉しいです。ありがとうございました。


 

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