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あなたのお名前なんてーの?

英語は苦手だった…

だって日本住んでるんだし必要に駆られなかったし…


今となってはもっと真面目に勉強しておけば良かったかなぁと…

なんであんなに英語か嫌いだったのか…


単純に必要ないと思ってることを覚えることが苦痛だったから何だろうな…


漢字は嫌いだったけど、本とか漫画は好きだったから覚えれたし…


数学も興味持てなかったから全然出来なかったけど、社会や歴史は好きだったからスルスルと頭に入ってきたんだよなぁ…


今なら多言語を操る事が出来れば楽しかったんだろうなぁとは思うし、計算が出来れば好きだった理科や化学ももっと深く学べたんだろうと思う…


結局は環境って大事ってこと…


今日は父らしき人と小さな子供が二人…

俺の兄妹だろうか?


男の子がこちらを覗き込んできた。

5〜6歳だろうか?

母親譲りの栗色の髪に小さいながらも父親に似て端正な顔立ちをしている。うん、なんて羨ましい。


小さな手がこちらに伸びてくる。

こちらは2〜3歳くらいの女の子で父と同じ金色の髪に母親譲りのおっとりとした雰囲気の女の子だ。


ほっぺたを叩くとニッコリとわらう…なんて可愛らしいんだ!


こうなると自分の容姿も気になるところだが、あいにくとガラスに映ったぼやけた自分の姿しかまだ見ていないのだ…期待してもいいかしら?


父と母と兄と姉…

これがこの世界での自分の家族らしい…

家族が揃うと飛び交う言葉が急激に増える。


小さな二人がしきりに呼びかけてくる。

?なんだろう


「ア…ル」


ああ、これが俺の名前か


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