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ねんねんころりよ

体感で数ヶ月経ったと言ったな…


あれは嘘だ。


と言うか勘違いだった。

何せ体感の1日がすごく長く感じる上にしょっちゅう眠気に襲われる…


時間感覚がまったく掴めない!


まあ、焦っても物事が動くわけでもないので粛々と身体を動かしているわけだが…

当然、身体を動かせば腹も減る…


ああ、これか、これなんだよ!

精神年齢42歳がオギャるのもバブるのも抵抗あるってのに今の俺はバブることでしか栄養を摂取することが出来ない!

罪悪感を感じながらも今はただ粛々と栄養を補給しよう…


腹が満たされ、動いたことで眠くなる…

母は満たされた我が子を抱きながら語りかけてくる。


ああ、これがこの世界の言葉なんだな…と…

理解は出来ないが、心地よい音のリズムが流れる…


子守唄…なのか…

耳に流れてくる歌と、目の前に現れる小さな炎…

ゆらめく炎を眺めながらそっと意識を手放した。



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