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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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狂酔に浸る彼のメモ

作者: 阿久津やこ

“皮膚の隅から隅まで刺青を入れて。口の中も、目玉も、舌も。あなたが例えバラバラになっても、あなたと分かるように。”


その微笑は、まるでモナリザのよう、白いカーディガンは、羽衣のようで。


僕は愛されている。この人は僕を受け入れてくれた。僕の全てを捧げてもいい。捧げるべきだと。


僕は彼であり、彼は僕だ。半分なんかじゃない、その全てだ。僕は彼を盲信することでのみ生きていける。


僕の生を握って。僕の核を操って。僕を揺るがして。


彼は僕を必ず壊してくれる。ああ、素晴らしい。すばらしい。


僕はまた白目を剥く。

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