表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

1話

複数の要素が混じったややこしい作品となっております


 メインキャラの紹介はザックリとあらすじにあります。

放課後の部室で着替えを済ませる。着替えといっても黒いロングコートに同じく黒いシャツとズボンにブーツの黒尽だ。


 だがコレらは全て異世界産だ。コートはさらに特別で異世界探索での超レアドロップ品だ。


 コート内側が異空間になっており人や生き物は入れんが中は大体畳で四畳程もある広さだ。魔法の鞄的な扱いだ、中には武器などの探索に必要なものもはいっている。


 

 脱いだ学生服を鞄に詰めてコートの内側に放り込む。鞄は音もなく吸い込まれて消える。コートのおかげで基本常に手ぶら。異世界様々である。


 隠密スキルを発動させちゃんと部室に鍵をかけてそのまま学校を出る。


 隠密スキルのおかげで誰にも見つかる事なく学校をさり近場のダンジョンに向かう。



 

 F級ダンジョンに到着する。


 冒険者だけでなくダンジョンにも等級制度が存在する。

 等級だけでなく名称のあるダンジョンもあるがそれはレア鉱石がよく取れるだったりなどの大きな利益があるものだけになる。

 

 ダンジョンの等級としては、S、A、B、C、D、E、F、G、となっておりSにいくほど難易度が上がっていく。それに伴ってモンスターから採取できる魔石も大きく純度も高くなる。


 オレのランクとしてはEだが今日はパーティメンバーとの集まりがありそれまでの時間潰しである。

 

 ダンジョンに入り人はいないが一応警戒しながら武具を取り出す。一応レア装備なのでなるべく効果を他人には知られたく無いのだ。



 先にサブの刀を取り出し腰に差す。次にメインの槍を取り出しそのまま右手に持ち歩き出す。


 ぶっちゃけ強さとしては刀も槍もどっこいどっこいなのだが槍のが少し使いやすい。

 刀は異世界の刀匠の力作らしいが槍はレアドロップ品である。


 槍は柄も刃先も金でかなり派手なのだが刃渡りが70cmもあるかなりの剛槍で型は日本にはないもので普通にカッコいい。


 

 ダンジョンは当然一つ一つマップが違うし洞窟タイプもあれば異空間タイプで青空や夜空が広がっているものもある。地形も様々だ。


 今いるのは異空間タイプで夜空だ。基本的に空模様は固定ではなく夕空だったりもするし夜空から夕空に、外と違って朝、昼、夜空さえもランダムで天候も変わり雨も降る時がある。


 中には雪が降り続けるダンジョンもある。



 ただの暇つぶしなので一階層で夜空のもと草原を適当にフラつく。



 フラつくこと10分。ギィギィと甲高い声が聞こえて来る。


 聞こえてくる方へ顔を向けるとファンタジー系では定番のモンスター、ゴブリンが4体ほどこちらに向かってくる。


 オレは特に焦る事も構えと言える構えを取る事もなく。


 「ふっ!」


 短く息を吐き、間合いに入ったゴブリン2体の首を右から左へ横凪にした槍で刎ね飛ばし残りの2体も難なく切り捨てる。


 ゴブリンの死体から魔石を採取しまた適当に歩き出す。


 魔石を抜かれたモンスターの死体は放置するとチリと消えてダンジョンに吸収される。だが魔石を抜かれてない死体は吸収される事なく残り続ける。


 タチの悪い事にその死体をモンスターが食うと強化される。魔石の残った死肉でも効果がある所が最悪だ、原理は不明だが。昔遭遇して痛い目を見たものだ。


 この後1時間程同じ事を繰り返しダンジョンを出てギルドへ向かう。


 この世界にも異世界と同じで世界中にギルドが普及している。ギルドの中は換金所だけでなく酒場のようなスペースに個室などもある。


 

 

 

 人の出入りが激しいギルドの看板をくぐり中に入る。


 酒場をぐるりと見渡し目的の人物を見つけ声をかける。


 

 「よっす、堀ちゃん。早いね」


 茶髪刈り上げに派手なピアスをした男が振り返る。


 「おう。俺は学校終わったらすぐきたからな。お前は冒険者装備だがダンジョン上がりか?」


 明るい声でそう返してくる。その声を聞きながらオレも椅子に座り同席する。


 「ああそうだぞ。お前も防具着込んでんじゃん。なのにいかなかったのか」


 「こんなとこ制服で来たら浮くじゃん。後今日は次の予定決めるだけだし潜る気も起きなかったしなぁ」

 

 確かに学生服は浮くな。


 しょうもない会話をしていると背後から声をかけられる。


 「悪りぃ、有馬、堀。遅くなっちまった」


 「いやぁ〜。提出物に手間取ってなぁ」


 最初に声をかけてきたのが碓氷で次が源だ。ちなみに2人とも制服ではない。


 「またかよ」


 「ちゃんとやっとかないと冒険者活動に支障をきたすぞ」


 「その節は大変お世話になりもうした」


 源が手を擦り合わせてナムナム言ってくる。


 「本題に入ろうぜー。次はどうする?また異世界探索にするか?」


 堀がそう提案をしてくる。


 「そうだなぁ。クエストの豊富さ、報酬は異世界の方がいいしな」


 「俺はどっちでもいいかな」


 「武器の新調もしたいな。今使ってる奴のうち一つはサブだし」


 「それを言ったらオレも雑貨屋とか巡りたい!謎の魔法薬とか!でもダンジョンでレベリングもしたい!レアドロも期待したい!」


 碓氷と源がそれぞれの意見を出してくる。最後もはやただの欲望だが。


 堀がストップをかけてくる。


 「まぁまてまて。意見も分かれ気味だし有馬に決めさせようぜ。なぁ、リーダー殿?」


 意地の悪い顔でそういってくる。

 

 「都合の良い時だけリーダー扱いしやがって」


 「それでもお前が俺たちのリーダーだよ」


 「「任せたリーダー‼︎」」


 オレ達は4人パーティでパーティ名は天体究技団。臨時ではなく固定パーティなので登録する際パーティ名が必要と言われその場で急遽(約1分)で決めた名だ。


 ちなみにパーティリーダーはアミダくじで決めた。


 要するに形だけリーダーなのだが…遠慮なく決めてしまおう!


 「よし!ダンジョンだ!ダンジョンにするぞぉ決定‼︎」


 「「「うぃ、リーダー」」」


 あっさり決まった。


 少し拍子抜けだが早く片付いたので軽く摘めるものを注文し雑談に花を咲かせる。


 次はパーティでダンジョン探索だな。

 


 バトルアクションは初なので見るに耐えないと思いますが意見などあればと思います

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 続きが読みたいです。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ