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ディーサイド・ブラッドボーン ~ 神を殺すもの ~

作者:武論斗
今は昔、食物連鎖の頂点に立つモノは人に非ず、“鬼衆(きす)”と呼ばれるあやかし也。
鬼衆共に怯える日々、すがるものといえば神の教え、そして、奇跡のみ。
唯一、鬼衆共に対抗できると噂されるのが、半死半生の女騎士達。
死人である鬼衆共を見抜く白眼(びゃくがん)と、鬼衆を倒す事の出来る剣を帯びた呪われし『ディーサイド』。
“神殺し”と忌み嫌われる女戦士達に祝福はない。あるのは逃れようのない絶望のみ。

この物語は、ある女騎士と少年の記録。
やがて人々の記憶から消え去る彼らの物語。
せめて、わたしだけでも語らい伝えよう。

「聴いてくれるかい? 人の子らよ……」

『血の愛憎、種は来ませり!凍えるスラッシュ・ダークファンタジー開幕!』
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