君と始める恋の物語
新作です
PVや感想、ブクマの数で
少しずつ話が長くなっていきます
ある夜の事…
「俺は、ずっと前から朱莉が好きだったんだ…」
「え…私も…絶対届かないと思ってました…私には興味が無いと」
そう言って彼女は、俺に抱きついてきた
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俺は、あの時に君に一目惚れしたんだ…
そう全てはあの日から……
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俺事西尾優太がバイトから帰ってると公園に女の子が居た
今日は、凄い雨の日でなんと彼女は傘もささずに公園で…雨に打たれていた。
俺は、通り過ぎようとしたのだがそれは出来なかった…
学校では、愛想がよくみんなに囲まれているあの神咲朱莉がいたのだから
いかにももう死んでしまうという顔していたら放っておけないだろ…
「神咲さん…大丈夫か?」
「えっと……あなたは…」
少し彼女には警戒の色が見えた
「あー君が雨に降られて濡れてるのが見えたから……良かったらこれを使って!それ()じゃ」
「えっ…ちょっと…行っちゃいましたか…」
俺は、彼女の声が聞こえてないかのように走り去っていった…
雨に濡れたが適当なタオルで拭いたが疲れてそのまま寝ていたらしい
「もう朝かよ……」
俺は、シャワーを浴び学校へ行った…
学校に着くと急に倦怠感が出てきた…
「おい優太…大丈夫か?顔色悪いぞ?」
「全然平気だぞ…」
「お前がそう言うなら何も言えないけどお前のことだからさ、昨日雨に打たれてそのままにしてたんだろ?」
「なんでそんなに的確なんだよ!」
「俺たち何年友達してると思ってんだよ」
「あーまだ2ヶ月程度だな」
俺は軽くあしらった。
こいつは、友達の結木 颯人だ。初めからフレンドリーでこいつには、彼女もいる…
俺に、彼女がいないのかだって?いるわけないだろ?可愛いなと思う人はいるが恋愛感情を持ってるかと言われたら嘘になるしな…
「てかさ〜優太、彼女作れよ」
「なんでだよ…」
「俺は、優太とその彼女さんと俺と俺の彼女でダブルデートしたいんだよ…」
「そうか…なら一生叶わないな」
「お前顔立ちいいんだから大丈夫だって」
「そうか…ちょっと今体調悪いわすまん…」
「あっそうなのか?」
「おいお前が言ってきたんだろ!」と2人で笑いあった。
午後になるにつれて体が辛いと悲鳴を上げ始めた
帰り道の公園には、昨日居た神咲は居なかった
「まぁ2日連続でいなくて良かったわ…」
住んでいるマンションのロビーに着くともうそろそろで家という安心感でどんどん体がだるくなる。
すると…「西尾さん大丈夫ですか?」という声が聞こえてそういえば神咲も同じマンションだったことを思い出し意識を失った。
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