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蝋燭に灯りを

作者: 佐伯黒百合

今日は僕らの記念日

蝋燭に灯りを燈そう

籾の木にリボンを飾ろう

二人のお気に入りの曲をかけよう

君と僕だけで

僕と君だけで

ずっとずっと、癒着してしまう程に抱きしめあって

誰にも邪魔されないで

聖夜なのだから

どうか、二人だけで


初めて君を見た時の様に

君の指先にあるマッチは揺らめく

もう震えないで

僕が此処に居るから

安心出来るように傍にいるから

強くなるから

何事からも君を包んで守りたい

僕にそれ程の勇気があったなら

もう離さないのに


おめでとう、おめでとう

去年の今日が、僕と君が出会った日

二人、という人間が生まれた日

色んな事があった一年だけれども

君の隣で過ごせて幸せでした

これからも、これからも

君の隣で笑えたら良いな

君の隣を歩いて行けたら良いな

傷ついたら、互いに癒せたら良いな

ずっとずっと、一緒にいたい

来年もこうやって伝えられたらいい


愛してる、と伝えられたらいい


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― 新着の感想 ―
[良い点] 気付いたらクリスマスが終わっていた……
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