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野営地

どーも。

今日から5連休です。

6月から長期休暇がなかったのではっちゃけます。


社畜共、見てるか?

 野営地に着くと、各冒険者達がテントやら簡易的な住居を魔法で建てたりし、自分達の拠点を作成している。

 今日はいよいよゴートル討伐作戦の日だ。

 一攫千金を狙う冒険者達にとっては待ちに待った日だろう。


「なんか、凄い空気ね」


「皆さん……怖いです」


 レイカとメアリーは野営地の雰囲気に気圧されている。

 こんな大勢で大規模な作戦に初めて参加する二人には少し刺激が強い。


「当然だ。ここのいる人は全員、命を賭けているからな」


 サラルドは何を言っているんだと言わんばかりに溜息を吐く。

 この作戦は危険度が高い分、それだけ報酬が高い。

 戦闘になればいつ死んでもおかしくない過酷な状況になる。だが、そんな命を賭けてでも戦わなくてはいけない理由や欲望があるからこそ、冒険者達はここにいる。

 俺達だって、このカンラを守る為という大義の他に資金の調達もあるし、サラルドは希少な鉱石を手に入れる為に参加している。

 他の冒険者達は名誉や借金を返済の為にと様々な思いと覚悟を胸に参加しているから、どうしても殺気立つのだ。


「わかってる。私もまだ死にたくないからね」


 レイカは拳をぎゅっと握り締め、「頑張る」と呟く。

 一方でメアリーは不安そうに俯いていた。


「大丈夫。みんな、俺が守るからさ」


「全く、トーカはまたそういう無茶を言う。今はあなたはそんなに強くないんだから」


「そうだが……でも修行して強くはなったからさ!」


「でも、その傷で大丈夫なの?」


 レイカは俺の頬と腕の傷を交互に見る。

 今日までの三日間、俺は朝から晩までずっとノブトモの修行を受けていた。

 かなり過酷な修行で、今は全身傷だらけだが、成果は確実に身についている。

 剣術はかなり研ぎ澄まされたし、身体能力も向上した。

 しかし、問題が一つある。

 それは人器一体がまだ不安定だと言うこと。

 何も邪魔立てがない状況では確実に人器一体を行うことは可能。

 だけど、戦闘ではそんな悠長なことは起きない。何かしらの邪魔が入る状況では集中力が途切れてしまうことが多い。

 これでは意味がない。

 いつ如何なる時も出来ない技術は身についたとは言えない。


「大丈夫だ。心配するな」


 俺は皆を不安にさせないように笑みを浮かべる。

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