少女の救出
どうも
pixivであげたR-18作品がランキング入りしたのですがその順位が45位ということで結構嬉しい島下遊姫です
リンクを貼っておきますので18歳以上の方は読んでください
因みに内容ラブライブサンシャインのキャラクターの黒澤ダイヤさんがふたなりになっちゃって彼女の高海千歌ちゃんを性的に襲っちゃう百合です
ダイちかは遊びじゃない!
ダイちかはマイナーじゃない!
だって、5thの幕間のアニメでダイちかあったもん!
https://www.pixiv.net/novel/show.php?mode=text&id=11282714#1
俺達は悲鳴が聞こえた方角に全力で走っていた。
やがて、前方に森が見えてくる。
「トーカ! あれ!」
「急ぐぞ!」
森の入口では絹のワンピース姿の黒髪の同い年くらいの少女が二本の角に二本の鋭い牙と緑色の体色に棍棒を持った魔物、オーガに襲われていた。
「ぐへへ。追い詰めたぞ」
「い……いやぁ!」
少女は必死に逃げようとするが、焦りから足がもつれて転んでしまう。
地面を這ってでも逃げ続ける少女。
せめてもの抵抗と少女は足元に落ちていた小石をオーガに投げる。
オーガは避けることなくそのまま受ける。
「痛くも痒くもねぇよ!」
案の定、投石は全く効いておらず、相変わらず少女に迫る。
「俺らぁあんたを帰すつけたくはぁねぇ。折角の労働力で苗床を乱雑に扱う管理者は三流だからなぁ!」
オーガは不気味な笑い声をあげ、恐怖で震える少女にゆっくりと手を伸ばす。
「レイカ! 矢を放ってくれないか!」
「わかった!」
レイカは咄嗟に背負っていた弓と矢を手に取り、構える。
距離は約百メートル。よく狙いを定めて矢を射る。
「痛っ!」
「効いた?」
「あんまりかな。でも十分だ!」
矢はオーガの肩に命中したものの、致命傷にはならなかった。
肩に刺さった矢を抜き、オーガは鋭い目でこちらを向く。
「貴様らぁ!」
まさに鬼のような恐ろしい表情を浮かべオーガがこちらに迫ってきた。
俺は咄嗟に剣を抜き、駆け出し、オーガとの距離を縮める。
「向かってくるとは馬鹿か!」
魔物に怖じけず、向かってくる俺を愚かと嘲笑いながら、ご丁寧に両手で持った棍棒を振り上げる。
その瞬間。俺は前方に赤い魔法陣を描く。
「ファイヤ!」
魔法陣から火の玉が発射される。
腕を振り上げていたせいでオーガは火の玉すら防げず、顔面に直撃し、オーガは一瞬目を瞑る。
その隙に俺は左からオーガの背後に回る。
「この程度の火力で俺を焼けると思ってかぁ!」
「でも、気を逸らすには十分だろ?」
オーガが目を開けた頃には俺は既に背後を取っていた。
やっと背後に俺がいることに気づいたオーガは咄嗟に振り向くが時既に遅し。俺は大きく振りかぶって、オーガの左肩から斜め下にバッサリと斬る。
「ぐあぁぁぁ!」
切り口からスプリンクラーのように血が吹き出す。
オーガはゆっくりと膝から崩れ落ち、俯せに倒れる。
「さてと、お前ら。ここで何をしている?」
俺はゆっくりと屈み、オーガの角を掴んで顔を持ち上げ、首元に剣を当てる。
オーガの顔は火傷で少し爛れていて、いつも以上に恐ろしい顔立ちであった。
「貴様ら人間に話す舌は持ち合わせていない……」
「無駄なプライドは捨てな。首が跳ねるぞ」
「人間如きが……。命よりもプライドが重要なのだ」
「……そうか」
オーガもケンタウロスと同じで人間を見下していた。
正直、この近辺に蔓延る魔物と魔物の侵攻についての情報を聞き出す為にもなるべく殺したくはなかった。しかし、思った以上に口が固く、さらにプライドが高いことからここで逃しても、同じ様に人間を襲う可能性が高いと判断。
やむを得ず、オーガの首を胴体から切り離し、絶命させる。




