表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
曲がり角の向こうに君が居てくれた  作者: 湖灯


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

85/106

水族館③

 二人は秋月穂香を通り過ぎると、俺たちの手前で折り返した。


 そして再び秋月穂香の傍まで近付いた時、事件は起こる。


 それは、まるでその曲の歌詞に合わせたかのような行為で、事もあろうか鈴木麻衣子の手が秋月穂香のスカートの裾に掛かり、素早く捲る素振りを見せた。


 いわゆる”スカート捲り”と言うやつだ。


 秋月穂香は直ぐ気が着いて、鈴木麻衣子の手から逃れるために素早くターンしたものだから短めのスカートの裾が曲同様に”ひらり”と花のように広がる。


 そして広がったスカートの奥からは眩しいくらい白い太ももと、その上には更に白い繊維質の衣類も見えた気がした。


 一瞬呆然と立ち尽くして、その光景に心を囚われた俺たちが再び動き出したのは、三木が、どもりながら”見えた”と言おうとしてからで、俺たちは慌てて三木の口を塞いだ。


 女子たちが秋月穂香を囲んで何やらキャーキャー騒いでいる。


 被害者である秋月穂香は、赤くなった顔で鈴木麻衣子を睨んでいて、初めて見るその色っぽい表情に一瞬見とれてしまった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ