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あの子と文庫本①

”禁じられた恋”が終わって、間髪を入れずに、この作品に突入します。

今日は気合を入れて頑張りますので、みなさんどうぞ宜しくお願いいたします。

 S高に入って直ぐのこと。


 同じ中学から入った、福井が教室の窓越しに座っていた俺を呼ぶ。


「おい進藤。ちょっと、ちょっと!」


 なにかと思って外に出て用件を聞くが相手は『ちょっと、ちょっと』と言うだけで肝心のことを言わない。


『ザ・タッチか?こいつ』と思いながら、手を引っ張られて俺はF組から一階の一年生の教室の並びで最も遠いA組の教室まで連れて行かれた。


 福井はA組の教室を見るように勧めてきたので、面倒に思いながら覗いてみる。


 開放された廊下の窓から見るA組の教室は何の代わり映えもしない普通の教室だと思って立ち去ろうとしたとき、教室のある一点で目が止まる。


「だろっ!」


 福井は得意げに笑って言った。


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