表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/27

□037■ポイント払い

粉々になった携帯のもとにいって拾い上げると、砂のように風と舞っていった。

また後ろから何かが飛んでくる。

それに合わせ、急に視力が上る気がした。

飛んでくる物が見える。

それはただの石だった。

けれども、スピードは弾丸並。

急いで隣の塀の角を曲がった。


「何だよこれ…意味わかん――!!」

また石が飛んでくる。

ぎりぎりの所で避けると、飛んできた方を見てみた。

暗くてよくわからない、しかも、どうやら石を投げてる奴は家の中にいるらしい。

ふと、携帯のことを思い出した。

もしかして、アイテムの項目の中に、俺が有利になるアイテムがあるかもしれない。

けど、見ても何もなかった。

次にポイントを見てみても、プレゼント230pとしか書いていない。


よーく見ると、項目の下にまた新たな項目が出ていた。

買い物という項目が…

今は残金1680円しかないけど、一応見てみた。

どうやらお金は要らないらしい。


---------------------------------------

あなたの現在のポイントは 230pです。


□素早さ 20p

□脚力 25p

□眼力 25p

□聴力 25p

□腕力 30p

  ・

  ・

  ・

□???

□???

□3億円 10000000000p

  ・

  ・

---------------------------------------


「3、3億円!?」

一瞬混乱したが、どっち道今の俺には関係ないので、見なかったことにする。

それにしても今買えるものは少なかった。

でもユカリのおかげで少しは助かる。


100pもする"小型ナイフ×10本"をチェックする。

すると、目の前に赤白い箱が現れ、軽く浮遊しだした。

開け方がわからず、手探りで探していると、やっと開いてくれた。

ソコにはさっきチェックしたナイフ10本が入っていた。

「常識は通用しないな…」

ナイフを取り出し、箱を押してみると、赤白い箱はスーッと消えていく。


敵が隠れている家を確認する。

敵は俺がどこかに行ったと思い込んでるはずだ。

携帯に時間かけていたし。

敵の視野の範囲に入らないように、家の入り口に回りこむ。


ドアの鍵はかかってないらしく、すんなりと開いた。

ここからが勝負。

絶対に殺ってやる!

ユカリと俺のツナガリを……奪った奴を!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング←よろしければクリックをお願いします。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ