有り得ないけどそうらしい
まだ1話しか公開していないのに
ブックマーク、評価があってすごい嬉しかったです…(´;ω;`)✨
本当にありがとうございます!!
嬉しくて、頑張って書いたので
楽しく読んでいただけると嬉しいです!!(*´˘`*)
いやいや!そんなこと……。
さよなら雨の元では、たしか王太子の誕生祭で倒れてしまって……うーん……その後がどうしても思い出せない。
でも…この可愛くて華奢な身体……真っ白な肌…生まれつきの病気を持つアメラ・キリならではの容姿。
そういえば……心無しか、頭が痛い気がする。すると。
「……あ、お姉さま!こんな所にいらっしらったのですね。早く支度を済ませて朝食にしましょう。お母さまとお父様はもう席についてお姉様を待っているわ」
「お姉様……?」
あれ…キリに妹なんていたっけ……。
髪は紺色で、所々明るい青が入っている。瞳の色は海のように綺麗で透き通った青。
そういえば、昨日は頭が追いつかずにいたけど、弟もいたよね。私が一番上なのかな?
キリは、物語的に大して重要な人物ではなかったため、あまりよく覚えていない。
主人公と結ばれるのは王太子のリトさんで、キリはリトさんの幼なじみ。リトさんの初恋の人はキリで、キリもリトが初恋だ。
主人公的には、まぁ、微妙な間柄であることに間違いはない。キリは天然故にぎこちなさなどなく接するけれど、主人公の嫉妬の圧で精神的面が攻撃されていき、病の進行も早まって亡くなる。
そして、強敵とも言えるキリがいなくなったものの主人公は自分のせいでは、と攻めてしまうのだが、前向きに生きようと何故か決意してキリのことなんて忘れて幸せになるのだ。
また、リトもキリのことなんて忘れてその後も幸せに暮らしたのであろう。
そう思うと、中々可哀想なキャラだ。
そして、その後朝食を家族と共に食べたのだが重要ではないので省くことにする。
……まずは、死にたくないよね。
フラグを消すには、まず『主人公の圧』のせいですぐに亡くなった、といっても過言ではないので、
リトと接触しないこと
これが一番いいかと思う。
でもまずは
一度リトに会わないと。
ゲーム通りならば、リトは多分まだキリに好意をもっているはず。
そう思い立つと、我が身のためにリトの場所へと向かっていた。
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..
その日の夜。
まずは覚えてることをノートに書き出すことにした。
(死亡フラグなんて消さないと……)
昼、リトの家に行き(豪邸)何となく日常会話をした。
さすがに主人公はキリではないため、キリ目線では物語が今どの辺にいるのかは把握出来ない。
さらっと、自然に、主人公とどんなことがあったのかを鮮明に思い出させた(リトは完璧に覚えているような様子ではなかった)のでノートに出して死亡フラグがいつおこるのか、知っておこうと思った。
おそらく、今丁度主人公の想いがリトに向いてきた頃だと思う。すなわち、二つ目の恋愛ミッションを過ぎたところだろう。
そして、もう時期、主人公からの嫉妬の圧がくる。
……ただ、圧で亡くなった、としかゲームでは書いていなかった。
本当に圧で……?
読んでいただきありがとうございます!✨
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これからも読んでいただけるように頑張ります!