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桃太伝  作者: 南風原
世界格闘大会編
105/106

第105話『リベンジ』

新之助はドラクロと対峙する。

「今回は前回のように血の補給など必要のない完璧な体に生まれ変わったのだ。我が力、受けるがいい」

「変わったのはお主だけではござらん。拙者も進化しているでござる」

そう言うと新之助は高速でドラクロの周りを円を描くように回り始めた。そして、段々加速していき新之助の残像が8人見えた。

「?」

「いくでござる」

8人の新之助が構えると、

『閃光菊一文字』

中央のドラクロに対して一直線に8人の新之助が斬りかかった。上から見ると花が咲いたような軌道を描いている。

「グフッ」

ドラクロは絶命した。


サニーと戦う左近。

「キャハハ」

サニーは両腕から無数のワイヤーを伸ばし攻撃すると舞台を微塵切りにする。

左近は、かわすと朱雀を召喚しワイヤーを焼き切ろうとするが、効いていない。

「今回は対策済みだよ~ん」

朱雀の100%の力でも切れないワイヤーに苦戦する左近。

そこに、語りかけてくる声が。

「わたしと一体になるのです」

それは、朱雀の声だった。

「一体になるとは」

「強く念じるのです」

そう聞いた左近が念じると朱雀は光となって左近に重なる。すると、左近は朱雀の鎧を身につけた。

そこにワイヤーが全方向から襲ってくる。しかし、ワイヤーは左近に当たる前に消滅する。朱雀の鎧が左近に近づくものを焼き尽くしている。

「朱雀の舞」

左近は扇子を軽く振ると、サニーに熱風が吹く。

「えっ」

熱風はサニーのサイボーグの体を溶かしていく。

「ま、待っ⋯て⋯」

完全に溶けていなくなってしまうサニーだった。


半蔵の相手はファングで、すでに狼男の姿になっており、手は鋭い鉄の爪が、足にはタイヤが付いている。

ファングは足のタイヤで高速移動し、鋭い爪で攻撃する。

「くっ」

半蔵は傷を受けた。

ファングは更にスピードを増し攻撃する。

それを捕らえきれない半蔵は考えた。半蔵は手を広げて誘う。

「力比べというわけか、いいだろう」

ファングは半蔵と手を組み力比べをする。

「ふん!」

「ぐっ」

ファングの爪が半蔵のグローブに食い込む。

「かかったな」

「何?」

半蔵の両手が光り出すと、

『爆撃砲』

エネルギー波を放った。ファングの組んでいた手は粉々に砕け散った。

両手を失ったファングは鉄の牙で噛みつき攻撃をするが、

「喧嘩殺法『鉄地獄突き“(とう)“』」

半蔵のパンチで牙ごと頭を砕かれた。


景虎はフランクと戦う。

フランクは元からサイボーグだったが、今回は見た目から金属で出来ていて、全身に武器が装備されている。

「ターゲットロックオン」

フランクは全身からミサイルを発射した。

景虎は全部斬り落とすと、

「黒刀『転化無双』」

景虎はエネルギーを溜めるスピードがかなり上がっていて、威力もかなり強いものが短い溜めで撃てるようになっていた。

「アガガガガ」

フランクは真っ二つになり、爆発した。

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