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桃太伝  作者: 南風原
世界格闘大会編
104/106

第104話『決勝戦』

準決勝の3日後。

とうとう決勝戦が始まる。

「1組目前へ」

ミステリアスチームからはフードの大男が出てきた。そして、フードの男は桃太を指差し、指名してきた。

「ご指名だぜ」

半蔵は桃太の背を叩き、送り出す。

舞台に上がる桃太。

「それでは始め!」

「フハハハハ。この時を待っていたぞ」

そう言うとフードの男は、フードを脱ぎ捨てた。

「!!」

そこにはカイゼルがいた。カイゼルの体のほとんどは手術によりサイボーグとなっていた。

「すると、そこにいるのは」

他の4人もフードを取ると、ドラクロ、サニー、ファング、フランクが現れる。

彼らもまた、サイボーグ手術がなされていた。

「今回、貴様らが大会に出場するという情報を手に入れ、我らは復讐のためエントリーした。来たかいがあったということだ」

カイゼルはそう言うと向かってきた。

「死ね!」

カイゼルの破壊力は以前より増している。しかし、桃太も怠けていた訳では無い。あれからも修行を続け、さらに強くなっていた。

「やー」

桃太は、刀でカイゼルの拳に斬り込むと、カイゼルの拳がグチャグチャに砕けた。

「小童め」

カイゼルがダメになった拳を切り離すと、そこにはガトリングが装備されていて、連射した。

桃太は転がりながらかわす。

「銃の使用は禁止です。カイゼル選手の反則負けです」

審判が言うと。

「試合などどうでもよいわ」

カイゼルは審判に向けてもガトリングを撃ち込む。

「お前たちもやれ」

「ハハッ」

そう言われたドラクロたちも舞台に上がり桃太を攻撃する。

「勝手に上がらないでください。対戦者以外の攻撃は反則です」

「うるさい」

カイゼルは、審判や客席に向けて小型ミサイルを撃つ。

「うわー。ミステリアスチーム全員失格。サムライチームの優勝です」

審判は、逃げながら言った。

「わー」

逃げ惑う観客。

「助太刀するでござる」

新之助たちも舞台に上がり対抗する。

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