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転生女神の英雄譚(リメイク版)  作者: 槻白倫
第1章 女神の始まり
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第9話 シーロの街

年明け前に最後の一本。ようやく書く時間が取れたので書き上げました。

 それからしばらく歩くと、幸助とロズウェルは検問所に到着する。しかし、検問所は少しだけ混んでおり、そのまますぐに街の中に入れるわけでは無かった。


「兵士の方に話をつけてきますか?」


 兵士に話を通せば早く入れるだろうが、それでは注意を引いてしまう。なるべく騒ぎなど面倒なことは起こしたくない幸助は、ロズウェルの提案に否を言う。


「いや、大丈夫だ。待つのも楽しみのうちだ」


「かしこまりました」


 実際に幸助は、別段行列とかが嫌いと言うわけでは無い。好きと言うわけでもないのだが、我慢できなくもないのだ。


 そして待つこと十数分。ようやく幸助たちの番が来た。


「えっと、次は……え?」


 検問所にいる兵士がロズウェルを見ると、兵士は驚いたような顔をした。それから、我に返ると慌てて右拳を左胸に当てるポーズを取った。恐らくはこのポーズがこの国の敬礼なのだろうと幸助はあたりをつける。


「こ、これはアドリエ様! とんだ失礼を! 申し訳ございません!」


 失礼とは恐らく、すぐに敬礼をしなかったことだろう。


 ロズウェルはそんな兵士の態度に苦笑すると言った。


「偉いのは父であって私ではございませんので、そんなに畏まらないで下さい」


「……か、かしこまりました」


 兵士は敬礼を解くが、緊張の抜けない態度でロズウェルに訊く。


「して、今日はどの様なご用で?」


「ムスタフ伯爵にお目通り願いたいのですが、伯爵殿はこの街にいますか?」


「は、はい。領主様は、今日は遠方での会議も無いようでお屋敷の方にいます。よろしければ別の者にご案内させますが」


「いえ、場所は覚えていますので大丈夫です」


「そうですか……それではお手数ですが身分証を見せていただいてもよろしいですか?」


 それを聞いて幸助は焦る。この世界に来たばかりである幸助は当然身分証を持っていないのだ。「どうする?」と目でロズウェルに訴えると、ロズウェルは「大丈夫です」と目で返してくる。


 ロズウェルは懐から二枚の銀色のプレートを取り出すと兵士に見せた。


 幸助はそのプレートが身分証明書みたいな物なのだろうとあたりをつけると、今度はいつそれを作ったのかが気になりロズウェルに聞いてみる。


「あれ身分証明書みたいなものだろ? いつ作ったんだよ?」


「あれは神託を受けた日にすぐさま作らせたものです。王国の印も付いていますので問題は有りません」


 ロズウェルの説明を聞いてなるほどと頷く幸助。


 そんな幸助を尻目に兵士は一枚目のプレートを確認した後、二枚目のプレートを確認する。すると、兵士の顔未だに緊張していた顔が驚愕に変わる。


 兵士がプレートとロズウェルの腕に抱かれている幸助に視線を交互に行き交わせていることから、二枚目のプレートが幸助の物だと言うことが分かる。


 兵士は驚愕に見開いた目で幸助を見ると言った。


「ま、誠に恐縮ですが……お顔を見せて貰っても……?」


 幸助はそう聞かれると「どうする?」と言う意を込めてロズウェルを見る。すると、ロズウェルは「失礼します」と言ってから幸助のフードを少しばかり上に持ち上げて、その紅い双眸と銀の髪を兵士に見せる。


 すると兵士は口を思い切り開けて「とても驚いた!!」という顔をした。その顔に、幸助は思わずくすりと笑ってしまう。


 幸助のその反応を見て兵士は我に返り慌てて敬礼をすると、どもりながらも言葉を紡ぐ。


「も、ももももも申し訳ございませんっ!! お顔を拝顔したいなどと言うみ、みみ身分をわきまえぬ不敬を働いてしまい!! ま、誠に、申し訳ございません!!」


 ガタガタと若干震えながらも許しを請う兵士に、若干引き気味になる幸助。ロズウェルは兵士が落としたプレートを拾っていたのだが、その事にも気付かないほど緊張しているらしい。


「そ、そんなに謝んなくても良いよ。別に顔を見せるくらいなら平気だ」


「い、いえ、そう言うわけにもいきません!! 女神様のご尊顔を拝する事が出来るなど一生に一度有るか無いか!! それを自分から頼むなどという身分を弁えぬ不敬を働いてしまったのですから!!」


 兵士は何やら暑く語っているが、幸助は自分の顔がそんなに良いものだとは思ってはいない。なので、そんなに謝られても困るばかりなのだ。


「分かった! 分かったから! 許す! お前を許すぞ! うん!」


 にこやかに笑って怒ってないアピールをしてこれ以上謝られるのを止めようとするアリア。こう言うときは下手に「大丈夫だ」というよりも「許す」とそこで終わらせてしまった方が事態の収拾は早いものだ。 

 

 兵士は伏せ気味だった顔を上げると言った。


「ゆ、許して下さるのですか……?」


「ああ、もとより怒ってもいないがな。お前が俺の許しが必要なのであれば、俺はお前を許そう」


 幸助がそう言うと、兵士は感極まったように目を潤ませると泣くのを堪えたような顔をする。


「ありがとうございまずっ!」


 だが、お礼を言う最中に堪えきれなくなったのか泣き出してしまう。


「な、何で泣いてるんだ!?」


 急に泣き出した兵士に、今度はオロオロしてしまう幸助。そこですかさず、ロズウェルの説明が入る。


「この国では女神はどの人物よりも最高位に属するのです。それこそ王族よりも。それ故に、自分が行った不敬によっては死刑と言うこともありえます。場合によっては家族を全て殺されることも」


「顔見せてくれってだけで罪なのか?」


「ええ。そのように捉える者もいるでしょう。女神本人が許しても、周りが騒ぎ立てる場合もあります」


「そんな、大袈裟な……」


 だが、貴族に顔を見せてくれと下の者が言うのは、確かに、貴族文化に馴染みがなかった幸助でも失礼に思う。だが、それだけで罪になるなんて馬鹿馬鹿しいと思う。


 しかしながら、ここは、そんな馬鹿馬鹿しいと思う事が当たり前の世界なのだろう。兵士がかなり萎縮してしまったのも、その文化故ゆえなのだろう。


 元いた世界との価値観の違いを見せつけられ、少しばかり唖然としてしまった幸助だが、未だに泣いている兵士を見て我に返る。


 なんにせよ、この兵士を泣き止ませなくてはならない。兵士が泣いてしまったことで検問が止まってしまっているし、少しばかり衆目を集め始めてしまってきている。


 目立たないようにフードを被っているがばれないと言う保証は無いのだ。早急に事態を収拾すべきだと判断する。


「お前、名前は?」


 幸助の問いに泣きながらも兵士は答える。


「ハ、ハイロと……申します。……姓は有りません……」


「そうか。ではハイロ。お前に案内役を申し付ける。俺を、ム、ム……ムなんとか伯爵のところに案内しろ」


「え?」


 突然の幸助の要求に泣きながらも困惑した顔を見せるハイロ。


「アリア様。ムスタフ伯爵です」


「そんなことはどうでもいい。いいな、ハイロ? いいよな? よし決定。はい決定。それじゃあ案内よろしく」


 ロズウェルの訂正を一蹴し、幸助はロズウェルの腕から降りると、ハイロの手を取り歩き出す。


「ほら行くぞ!」


「え、ええ?!」


 ハイロは強引に幸助に手を引かれ、困惑するまま連れ回されるのであった。





 結局のところ、幸助がハイロを連れてきたのはあの事態を早期収拾するためであった。


 検問所は二列になっており、片方をハイロが担当していた。それに加え門兵も三人ほど見受けられた。そのため、一人引っ張って連れ回すくらい他の者で埋められそうなので大丈夫だろうと判断したのだ。


 まあ、これでダメであっても、ロズウェルの家は爵位持ちだ。多少のことはどうにかできるだろう。


 少しばかり強引な手段だが、連れ出すのが手っ取り早かったためこのような手段をとったのだ。


「ほら、泣いてないでしゃんとしろ! お前が泣いていると目立ってしょうがない」


「は、はい。ずびばぜん……」


「あ~もう! 鼻水出てる! ほら、これで拭け!」


「あ、ありがとうございます」


 幸助がポケットからハンカチを取り出してハイロに手渡すと、ハイロはチーンと音を立てて鼻をかんだ。


 その光景に幸助は少しばかり嫌そうな顔をする。


「それお前にやるから。返さなくていいぞ」


 幸助は少しだけぶっきらぼうにそう言うと、ロズウェルに一応確認を取る。


「別にいいだろ?」


「アリア様が構わないのでしたら、私に異論はございません」


「別に構いやしないさ。ハンカチくらい。それに鼻かんだやつ渡されてもばっちいし」


「すみません……」


 どうということはないと答える幸助に、ハイロは申し訳なさそうに一度謝ると、おずおずとハンカチをポケットの中に入れた。


 幸助は何でもないふうにくれてやると言ったが、幸助はそのハンカチが、一枚が金貨十数枚はくだらないと言うことを知らない。ましてやハイロは、貰ったハンカチがそのような値段で、あげた本人がハンカチの値段を知らないと言うことも知らない。


 両方とも、片方は普通に庶民で、片方は前世で庶民であったため、ハンカチ一枚の値段を聞けば驚愕すること間違いなしである。たかがハンカチ一枚でそんなに高いのかと思うかもしれない。


 しかし、唯一実情を知っているロズウェルは口には出さないので、二人がその事実に気付くことはない。言わぬが花だと思っているわけでは無く、主が決めたことに異論を唱えるつもりはないからだ。


 三人が三人ともずれたことを考えているため起きた幸運。事実を知ったら二人は慌てふためき、さらにややこしい事態になるのは目に見えているため、まさしく幸運と言うほかないだろう。


 ともあれ、事態がこれ以上ややこしくなることもなく、二人はハイロの案内で伯爵邸を目指す。


 ハイロが落ち着いたので、幸助も落ち着いて街を見渡す余裕ができた。


 科学の発展した日本で生きていた幸助からしたら、この街はかなり物珍しかった。


 石畳の道。道行く人々の格好。剣や槍、斧などを担いで鎧を着こんだ人。


 この街の景観を見て、ようやく自分は異世界に来たのだと実感した。


(地球の時代と照らし合わせると、中世ヨーロッパとかかな? でも多分、こっちの方が魔法がある分ずっと便利なんだろうけど……)


 そんなことを考えながら歩いていると、道に、露店がずらりと立ち並び始めた。


「ハイロ、あれは?」


 幸助が指をさしながら問うと、ハイロは若干鼻をすすりながらも答える。


「あそこから露店通りになるんです」


 ハイロの言った「露店通り」と言う耳慣れぬ言葉に小首をかしげる幸助。


「露店通り?」


「はい、露店通りです」


「商店通りではなく?」


「ああ。確かに、あまり聞きなれないですよね」


 幸助の問いに、ハイロは微笑みながら答える。


「この露店通りは、遠方から商売に来ている商人の人たちが、一時的に商売をさせてもらうための場所なんです。伯爵様に申請を出して、許可証を発行してもらえた人だけが、この通りで商売をすることができるんです。この街でお店を構えている人は、ここではなく一本隣の道にお店を構えているんです。そちらは、商店通りですね」


「なるほど、だから露店通り」


 ハイロの説明に、なるほどと一つ頷く幸助。


「露店通りはちゃんと区画が仕切られてるんですよ。ほら、今まで通っていた道には露店は出ていなかったでしょう?」


 そう言われ、振り返って確かめてみると、確かに露店は無い。


「確かに、くっきり分かれてるな」


「決められた区間内だけで商売をさせるので、住民の人と余計な軋轢を生むことを避けてるんです」


 確かに、自分の家の目の前でいきなり商売を始められても困りものだろう。


「なるほど、よく考えられてるんだな」


 感心したように頷く幸助。


「そういえば」


「うん?」


「アリア様はこの街に何をしに来たのですか?」


「ああ。侍女を雇いに来たんだ……そうだ! 侍女を雇いに来たんだった!」


 初めての街にすっかりテンションの上がっていた幸助は、すっかり当初の目的を忘れていた。


「アリア様、お勉強もです」


「うぐっ……そうだった……」


 そちらの方もすっかり忘れていた幸助。


「侍女、ですか……」


 ハイロは不思議そうに呟く。


「アリア様が、徹底的に教育された侍女はお嫌なようでして。それなので、この街で雇おうかと」


 ハイロの疑問に、ロズウェルが答える。


「そうでしたか」


 ロズウェルの説明で納得したのか、ハイロは頷きながら答えた。


「それでしたら、依頼はギルドの方でするんですか?」


「ぎるど?」


 またもや耳慣れぬワードに小首をかしげる。


 いや、恐らくはこれであろうと予想はできたのだが、確証がないため疑問形にしたのだ。


「ギルドとは、冒険者への依頼の斡旋や、薬草や魔物の部位などの買い取り、人材斡旋を行う機関のことです。因みに、冒険者の小規模な集まりを、パーティーと言い、大規模な集まりをクランと言います。」


「冒険者かぁ……」


 幸助は前世ではライトノベルをよく読んでいた。無論、ファンタジー系の小説も読んでおり、その中に冒険者と言うものもよく出てきた。


 そのため、憧れがないと言えば嘘になる。せっかくファンタジーな世界に来たのだ。登録だけでもしてみたいと思う。


 しかし、幸助は自分の役目を理解している。


 この世界で女神として活動していくのに冒険者登録は不要だ。恐らく、冒険者になって得るメリットよりも、国からの援助の方が圧倒的にそのメリットを上回るだろう。


 だから、冒険者登録など必要ない。


 しかし、やはり冒険者登録はしてみたい。


 幸助は恐る恐ると言った感じでロズウェルに訊ねる。


「なあ、ロズウェル」


「はい。なんでしょうか?」


「俺も冒険者登録してみたいんだけど……ダメかな?」


「冒険者、ですか……」


 幸助に言われ、ロズウェルは考える。すぐさまに、幸助が考えたような結論が出たが、しかし、ロズウェルはその結論ならば別に冒険者になっても良いのではないかと。


 女神である幸助にとって冒険者など、あっても無くても変わらない肩書だ。であれば、別にその肩書が増えるぐらいどうと言ったこともないのだ。なにせ、変わらないのだから。


 そう結論を出したロズウェルは、幸助に言う。


「大丈夫ですよ」


「ほ、本当か!?」


「ええ、本当です。それでは、伯爵への挨拶が終わりましたら、ギルドに向かいましょう」


 ロズウェルから許可を貰うと幸助はぴょんと飛び跳ね喜びを表す。


「いやったぁぁ!!」


 幸助は歓喜の声を上げながらぴょんぴょんと跳ねながら進んでいく。


「あ! アリア様! そちらの道ではありません! こっちです!」


 幸助が道を間違えたので、ハイロが大きい声を出して訂正する。


 と、そこで周囲の空気が変わる。


 ざわざわと騒がしかった周囲が、一斉に静まり返る。事ここに至って、ハイロは自身の失態に気付いた。


 大きな声で言ってしまったのだ。「アリア様」と。


 周囲が急に静まり返り、冷静になった幸助はびくびくおどおどしながらロズウェルのもとに戻り後ろに隠れる。


「な、なんかしたか? 俺、なんかした?」


 未だ周囲がなぜ静まり返ったのか理解していない幸助は、おどおどしながらロズウェルに訊ねる。


「いえ、アリア様はなにも」


「じゃ、じゃあ、なんで?」


「彼が、大きな声で名前を呼んでしまったので、周囲に気付かれました」


 そう言うとロズウェルは少しだけ責めるような目でハイロを見る。


 ハイロもそれを自覚しているので、若干涙目になりながらも頭を下げる。


「す、すみません! 軽率でした!」


「い、いや、俺も悪かったし、あんまり怒んないであげて? な?」


 幸助も自分が浮かれすぎたことを自覚しているので、ハイロを叱らないようにとロズウェルに言う。


 ロズウェルは一度目を閉じ吐息する。


 その吐息にすらびくりと身を震わせる二人。


「いえ、怒ってはいません。大丈夫ですよ」


(……ただ、少しばかり自分に呆れているだけです)


 ロズウェルが怒っていないことは分かったが、その割には浮かない顔をしている。


「ほんとに?」


「ええ、本当です」


 自分が浮かない顔をしていることに気付いたのか、ロズウェルはすぐに表情を戻す。


「ハイロさんも顔を上げてください。周囲が静かなうちに行きましょう」


 そう言うと、ロズウェルは幸助の手を取り歩き出す。


 ハイロも顔を上げ着いて行く。


 三人の間に流れる空気は、少しだけ気まずいものだった。





 結論から言えば、今回のことはちょっとした失敗と言うだけで、特に誰が悪いと言うことはない。


 自分の身を未だ自覚していない幸助も悪ければ、周囲を気にせずに大きな声で「アリア様」と呼んでしまったハイロも悪い。そして、ハイロに対応を任せっきりにしたロズウェルも悪いのだ。


 そう、ロズウェルは自分の役目をハイロに任せてしまったのだ。


 昨日の幸助の姿を見て、ロズウェルは幸助とどう接していいのか分からなくなってしまった。その接し方を知ろうと、勉強をしようと持ち掛けてみたのだ。


 結果は、自分の思っていた物とは違えど、幸助と一緒に街に行くことになり、その間に会話もできた。途中までは、自分でもうまくできていたと思う。


 しかし、ハイロが加わってから、ロズウェルはハイロに任せてしまった。自分より、ハイロと接している方が、幸助の口調も気安いし、ハイロも幸助のような年齢の子の相手に慣れているようであった。


 だから、任せてしまった。


 その方が幸助にとっても気が楽でいいだろうと考えた。しかし、実際は、幸助がどうこうよりも、自分が逃れたかったのかもしれない。


 表には出ていないが、ロズウェルにとって「女神の従者」と言うのは、思った以上の重責であったのだ。


 ロズウェルは、伯爵邸に向かう最中、自分にこの役目が本当に相応しいのか、黙想していた。


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