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君を描く
始めは短編小説を書こうとしていたのですが、書いていくうちに詩みたいになってきたので、詩として投稿しようとしたら600字以上とのことでしたので、連載扱いにして、今後書いた詩はここに纏めることにしました。
まぁ、いつ更新するか、そもそも次があるのか自分でも分りませんが……。
僕は君を描く。
一昨日は、真剣な顔。
昨日は、笑った顔。
今日は、泣いた顔。
明日は、困った顔。
明後日は、焦った顔。
愛おしいから、総ての君を残したい。
愛おしいから、僕の知る全ての君を。
愛おしいから、傍に居たい。
愛おしいから、見詰めていたい。
愛おしいから……。
会いたいんだ。居なくなった君と。
逢いたいんだ。死んでしまった君と。
だから僕は君を描く。
居なくなった君を描く。
死んでしまった君を描く。
そしてまた君に逢うんだ……。