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10億円寄付したら優遇転生してもらえました。  作者: ブロッコリーは芯のほうがうまい
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勇者って誰?

 俺リーン・ルノエスはアザゼルからなんとか逃げ延びることができ、女神のタマちゃんに文句を言いに行っていた。


 そこで魔王の復活が近いことを知り、俺は勇者になる覚悟をしていた。


 しかし、どうやら俺は勇者では無いようだ。


 え?!俺って勇者じゃ無いんだ…



 俺は女神様に一応、聞き直した。


「俺が勇者‥ではないんですか?」



「はい。別の人ですね…なんか、すみません」



「いえ、全然気にしてないので、本当に!大丈夫ですから!」


 俺は顔を真っ赤にして答えていた。


 ここまで条件が揃っていた俺は勇者として選ばれる運命だと思っていた。


 だからこそ別の人が勇者だと知り自分が浮かれて、そう思ってしまっていたことが恥ずかしくて仕方がない。



 忘れよう




「それでその勇者ってのは誰なんですか?」


「それはまだ言うべきでは無いと思ってます」



「そうなんですか?でも、知らないとサポートも何もできないじゃ無いですか?」



 俺がそう言うと女神は少し悩み口を開けた。


「まぁそうよね」


「バレるよりも確実に守ってくれる方がいいわね…話しちゃおっと!」



 さすがタマちゃんノリが軽い。




「それで、その勇者ってのは誰なんですか?」


「あなたの知ってる人よ…」


「やっぱ俺の父さんクーラスですか?」


「いえ、クーラスも相当強いんですが、彼は勇者ではありません」


「じゃあ、ヘアラ?」


「あなたのお母さんであるヘアラも違います」


「え?じゃあ、誰が…」



「勇者はあなたの親友アーサー・カリバーさんです」



「え?!?!」



「アーサーなの?!」



 確かにアーサーは勇者っぽい部分を持っているが…


「まじか…」


「はい。彼はこれから様々な力を手に入れ、魔王と戦う運命となっております」



 アーサーはまだ6歳の子供なのにそんな運命を背負っていたのか…


「アーサーはその事実を知っているのか?!」


「いえ、アーサーは時が来るまで自分が勇者であることを知ることはできません」



「だから、もしアーサーに何かありそうだと思ったら助けてあげてくれませんか?」



 俺は迷うことなどなかった。


 最初に出会った時こそアーサーはクソガキだったかもしれないが、今では俺の親友だ!



「タマちゃん教えてくれてありがとう。俺はアーサーを手助けできるように頑張るよ!」



「はい!ありがとうございます!」



「でも、一緒に勇者パーティーとしてはついていかないからね!」


「はい!たぶん普通の人はついて行っても死んでしまうだけなので、長生きをしたいと思うのであればサポートとして適度に会っていただければいいかと思います」



「そうか!ありがとな!」


 タマちゃんは若干薄情にも捉えられることを言っていたが、俺は一先ずなんとかなると信じて行こうと思った。


「じゃあ、俺戻るよ!色々とごめんねタマちゃん!」


「いえいえ、というかリーンさんはこの後の道とか大丈夫なんですか?」



「あ…」



 俺はその後タマちゃんに身体を元気にしてもらい、帰り道のルートを教えてもらった。


 冒険ができ危険もあるが早く帰ることができる道か、安全だが帰るのにかなり時間がかかる道の2つあるらしい。


 もちろん俺が選ぶ道は決まっている!


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