表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10億円寄付したら優遇転生してもらえました。  作者: ブロッコリーは芯のほうがうまい
42/114

ヘアラ過去編5

 俺リーン・ルノエスの母、ヘアラ・ルノエスは洗礼の儀式の後攫われた少年を助けに向かっていた。

 一方で俺とクララはアボさんから過去のヘアラについて話を聞いていた。

 そして、今話はクライマックスに向かっていた!

 アボさんはあまりの力の強さに引いてしまっていた。


 俺リーン・ルノエスの母、ヘアラの圧倒的魔力を前にしていた。


「なんですか?!その背後霊は!」


「ちょっと待ってね…」


「この者に神の鉄槌を。ピュリファケーション…」


 ヘアラは浄化魔法でリーリスに青い炎を使い一瞬にして燃やしてしまった。


「すごい…」


「情けないわね!あんた達本当に冒険者?!」


「すまんすまん。しかし、ヘアラさんのその後ろに見えている騎士はどういった能力なのかい?」


 アボさんはヘアラの能力について質問をしていた。


 話を聞くと、どうやらこの背後霊だと思っていた白い甲冑の騎士は神からのギフト“ホワイトナイト”という物らしい。

 ヘアラが使いたいと思った時に出てきて一緒に戦ってくれるようだ。


「そんな能力が!すごいですね!」


「そう?!大したことないわよ」


 アボさんは初めてみるその力にとても興奮していた。


「その力は魔力を消費しますか?名前はつけてますか?戦うのはそのランスだけですか?他にも武器は疲れますか?翼は生えますか?大きさは変えれる?寝ぼけて出てきませんか?」


「ああー!うるさい!」


 そうヘアラが怒っているとクーラスが目を覚ました。


「な…なんだ…戦いは…終わったのか?」


「遅いですよクーラス!」


「なんだアボットが倒してくれたのか…イテテテ。頭が痛てぇ」


「クーラス。あなたがあの煙を吸った後、私を攻撃してきたんですよ!」


「まじかよ…すまんね!」


「そこに彼女が颯爽と現れてリーリスを倒してくれました!」


「そうなのか、嬢ちゃんありがとな…」


「いいのよ!でも、一つお願いしたいことがあるの」


「なんだ…言ってみろ」


 クーラス達は魔物の討伐を終えた事を神父様に伝えていた。


「今回の犯人はやはりベルゼフライでした。あの魔物はたぶんあの大きな時計の中にある糞尿を好んで盗んでいたと思われます」


「糞尿?」


「はい。あの時計の中には珍しいベイビードラゴンの巣があり、その糞尿が大量に溜まっていたようです。ベルゼフライはハエの魔族ということもあり、その糞尿を好んでいたと思われます。」


「なるほど、ではなぜそれを取った後もここに残っていたんだね?!」


「それはたぶんですが、お嬢様のヘアラさんの着替えを覗いていたからだそうです」


アボットはヘアラからベルゼフライを倒した時のことを聞いていた。


「あの悪魔、なんで私に付き纏ってるのかと思ったら〔スタイルがいいあんたの着替えを見るのが日課になってた〕ですって!なめてやがる!」


「そうだったんですね…」


神父様にもそのことを伝えるとびっくりしていた。


「あの子がそんな目にあっていたのか…ヘアラは妻によく似て美人だからね…」


「そうでしたか…以上で私達からの報告とさせていただきます」


「ありがとう。ギルドから報酬をしっかり受けとってくれ、それとこれはほんの気持ちだ」


そういうと神父さんは金貨を何枚か渡してくれた。


「ありがとうございます。大切に使います」


アボットはお礼をし、外に出た。


「待たせてすまない、クーラス」


「気にすんな!こっちも準備はできてる!」


「それはなんですか?すごい大荷物ですね!」


 クーラスが大きな荷物を背負っているのを見て神父様が驚いていた。


「これは俺の飯が詰まってるんですよ!」


「そうですか…人1人入れるくらい大きいですが…元気でやるんだよ…」


そう言うと神父さんは荷物を少し撫でて別れを告げた。


神父さんと別れた2人は街を出てギルドにまた戻って行った。


「いやー!俺今回なにもやってねーな」


「それを言うと私もですよ!」


「もういいんじゃねぇのか?」


そういうと荷物がグニョグニョ動き出した。


「プハー!ありがとう!」


「本当に家出して良かったのか?」


「いいのよ気にしないで」


リュックの中からはヘアラが出てきた。


「これからどうされるんですか?」


「ん〜そうねぇ。2人についていこうかな!」


「私は別に構わないですが、クーラスはどうですか?」


「いいんじゃねぇか?」


「じゃあ、今日からよろしくね」





 こうしてリーンくんのお母さんは僕らのギルドに所属することになりました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ