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10億円寄付したら優遇転生してもらえました。  作者: ブロッコリーは芯のほうがうまい
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おぎゃん

俺山岡 源【やまおか げん】はスマホを使って寄付をしたおかげでタマちゃん{女神様}からギフトをいただけた。

ギフトのおかげできっとイケメン最強ベイビーになってるはず!

そんなワクワクの中目が覚めた。


今日、俺はこの世界 ブレイバリーに生を享うけた。


「おぎゃ〜」


大きな声を出すことに成功した。しかし赤ちゃんの体は視界が悪い。


全く前が見えないじゃないか。


そんなことを考えていると何かが近づいてきた。


なるほどこれが母親か。


クリームのような綺麗な髪色、目は青い宝石のよう。背が高く、鼻は小さい。


とても綺麗な母親だ


息子でなかったら惚れてしまっていた。


しかし、お母さんと結婚したいなんて言葉は子供がよくする言葉だ


喋れるようになったら死ぬほど言ってやろう。


「×××××××××」

「×××」

「×××××××.×××××」


よく見えないが母親と男?が話している


たぶんあれが父親であろう。


「リーン」

「ほらほらリーン」


なんとなく自分の名前が『リーン』であることがわかってきた。


女みたいな名前だが、さっきから連呼られているからな。


さすがに理解した。


父と母の会話を聞く限り


父は『クーラス』


母は『ヘアラ』


という名前らしい。


ファミリーネームはルノエス


つまり俺の新しい体は

『リーン・ルノエス』


という名前になるようだ。


しかし父親は全然俺を抱いてくれない。


抱く気がないのか


父の威厳なのか


はたまた男の子には興味がないのか


全くわからないがイケメンな顔面であることを願う。





お腹が空いた。



俺は気がついてしまったのだ!


この体は母乳で育つのだと!!


「うひょひょい」


なんという素晴らしいイベント!


最高じゃないか!


俺はお腹が空いてるにも関わらずまんべんの笑みを浮かべていた。

それを見た両親はすごく喜んでいた。


しかし、そんな喜んでいるなどどうでもよい。


こんなに美人なヘアラ母さんの授乳タイムが待ち遠しくて仕方がないのだ...


はやく...




早く飲ませて〜!!!!


「あっ」


そこで気がついた。


赤ん坊がニコニコしてる時に授乳はしないのではないかと!


そうか!だからまだ授乳タイムが来ないのか


バブバブではだめだ!


母上僕は今から授乳タイムのために


泣まーーーす!



「お、お、おぎゃん」



母は気がついてくれてすぐに授乳タイムが始まった。

なんて幸せな時間なんだろう。


そう思い母の胸を触る。



「ん?」



何もない。



俺は確かに母乳を飲んでいる。


しかし膨らみがない。


なんだこれは...



そこで俺は気がついた。




母 ヘアラ・ルノエスが

ダブルAカップであることを


「OMG」心で叫んだ。


別に母は何も悪くないただ俺は巨乳が好きだった。


心の中で若干の悔しさを感じつつ俺は授乳を受け入れていた。


まぁでも、こんだけ美人な母親なんだからいいか


そう心に言い聞かせて俺は食後のゲップをしていた


「ゲプッ」

本編に出てくるルノエス家族の名前の由来


父クーラス

この世界に存在したとされる力の神『クラトス』から由来している


母ヘアラ

癒しの魔法を得意とする家系に生まれたことからこの国の癒しという意味のヘアラと名付けられた。


主人公リーン{元山岡 源}

リーゴング・タースという自由を勝ち取った神から由来することになってる。

両親からは様々な人を救う人間になって欲しいという思いを込められている。



※この世界では偉人や神などの名前をそのままのつけてしまうと、ギフトがもらいづらくなると言われているため、少し名前を変えて使われる傾向にある。


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