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10億円寄付したら優遇転生してもらえました。  作者: ブロッコリーは芯のほうがうまい
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美少女現る

俺リーン・ルノエスは魔法の勉強をするため、ヘアラから魔法を教わろうとしたが、あまりにも教えるのが下手すぎた。

俺は家庭教師が訪れないかと願っていた。

その時、ティア・サウザントという美形の少年が尋ねてきた。


色々あってティアは女であることを喋ってしまった。


そんな彼女は俺の家庭教師にちゃんとなってくれるのか...

 ティアが来た次の日


 彼女はボロボロの服装と汚れまみれの体をメイド達に

 これでもか!

ってくらい洗われていた。


ピカピカになったティアを見て思った


「彼女は相当美人だ。」


 髪色はピンクよりの赤といった感じで、目が大きく優しそうな雰囲気が出ている。

こんな人に教えてもらえるのだ、幸せでしかない。


 俺は幼稚園の先生に恋するような気持ちで彼女をみていた。



1ヶ月の時がたった。


 ティアのことはまだわからない部分が多く、家にいる人全員でティアの性格や行動を見てることになった。


 彼女はかなり性格の良い子であった。しかし、スケジュール管理能力だけがないだけだった。


冒険者として1人で生きていくには大変だったであろう...


 みんなからのOKサインが出たので改めて今日はお話をすることになった。


 クーラス、ヘアナ、ティアそして俺リーンの4人で話が始まった。


「ティア、1ヶ月あなたの事を見て信頼できる子だってことがわかったわ」

「ありがとうございます...」

「それで明日からリーンに魔法を教えてもらおうと思うの」

「本当ですか?!とても嬉しいです」

「しかしだな。それにはいくつか守ってもらいたいルールがあるんだ」

「はい!わかりました!ルールを教えてください」


「ルールはとても簡単だ、リーンことを他言しないこと。

これだけだ」


「それくらいのことは当然守ってみせます!」


「あとね、ティア知っといて欲しいことがあるの」


「はい。なんでしょう」


 そう言うとヘアナは俺のことを話し始めた


1歳にして既に魔法が使えるようになっていること。

5属性全ての魔法を使えていること。


 この話を聞いてティアは最初信じてくれなかった。


「奥様、旦那様、流石に可愛いご子息がよく見えてしまうのもわかるんですが...」


 ティアが信じていないのを見て、すかさずヘアナは俺に魔法を使うように行ってきた


「リーン、雷の魔法を使ってみなさい」


マジかヘアラ!


 なかなか危険な魔法だが、いいと言われたら使っちゃうよ。


「サンダークラウド」


バチバチバチ


 手に雷雲を纒う魔法だ。

凄いところを見せるためあえて難しい方を使ってやった。


「うそでしょ...中級魔法が使えるの...」


「すごいでしょ〜」

「さすが我が息子」

「天才でしょ〜」


 ティアは親バカだと思っていたが本当に天才少年だったとは...と言わんばかりの驚いた顔を隠せていない。


「こ、これは教え甲斐がありますね」


苦笑いをしつつ了承してくれたようだ。


「わかりました。では明日から教えていきたいと思います」


「よろしくね」

「おねがいしましゅ」


俺リーンのちゃんとした勉強が始まるのであった。

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