魔法
父クーラスが英雄であることを知ったリーン
異常に強いクーラス。しかし、現在の情けない姿とのギャップに若干の戸惑いを持ちつつも、この世界と家族の謎に少し興味を持っていた。
クーラスは剣一本で戦っていたようだが、ドラゴンがいる世界だ魔法はやはり使えた方がいい。
そう思ったリーンは書庫に向かった。
「あったあった」
以前にも読んでいた'ゴブリンでもわかる魔法'という本の続きを読み始めていた。
「魔力は自分の体の中にあり、言葉で作り出したい物を明確にすることで使うことができる...なるほど」
この世界では詠唱とイメージが大切らしい。
また、他にも無詠唱魔法についても書かれていたが、これは難しい上に魔法の威力が若干下がるようだ。
「イメージの問題なのか?」
リーンは詠唱よりも無詠唱魔法の方が興味あった。
しかし、まずは魔法を使えるようになることだ。
初級魔法を試すことにした。
「ウォーターボール」
ポコポコポコ...
水の塊が俺の手の先に浮いている!
最高だ
しかし、思っていたよりも量が少ないようだ
りんごひとつ分の量しか出ていない。想像ではもっと大きい物を出せると思っていた。
「ま!いっか!次々!」
魔法を使えることがわかった俺はウキウキである。
「ウィンド」
ブウォーーーーーーーー
「危ない危ない!」
風魔法はあまりにも強すぎた。
「水魔法が弱いからって風魔法のイメージを強くしすぎたのが悪かった」
どうやらこの世界での魔法はイメージが大切なようだ、強いイメージを持つことで威力が強くなってしまう。
使い方を間違えてしまうと大怪我になる
注意しなければ!
次は土魔法だ!
「クレイ」
ベチャ...
「うわ、きったね...」
どうやら土のイメージを間違えたようだ水分を多く含みすぎた土は泥のようになって床に落ちてしまった。
「流石にこのままではやばい!汚すぎる!」
俺は急いで風魔法で泥を持ち上げ、水魔法を高い綺麗にし、泥と水は窓から捨てておいた。
最後にもう一回風魔法を使って乾かしていた
「これでバレないな」
「あれ...」
バタン...
俺は気絶していた。
メイドの誰かが書庫で気絶していた俺を、寝ていると勘違いし、ベットまで戻してくれていたみたいだ。
「あっぶねー」
親にバレたのではないかと心配していたが。
ただ寝ていたと勘違いしてくれたおかげでどうにかなった。
しかし、やっぱり女神のタマちゃんギフトを貰い損ねたのか?
魔力量が多いとは聞いていたはずだがこのレベルとは...
「また明日になったら他の2つも試してみよう。」
そんなことを考えながら俺はゆっくりとまぶたを閉じていた。
次の朝
「俺はどうやらまず魔法を寝ている間に使ってしまったみたいだな...」
お漏らしをしてしまった。
リーンの魔法を使うことに夢中だが火と雷の魔法はまだ使っていないようです。




